知的財産権

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 知的財産権
科目番号 0007 科目区分 工学基礎 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報通信工学専攻(2023年度以前入学者) 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 産業財産権標準テキスト 特許編(工業所有権情報研修館 工業所有権情報・研修館)
担当教員 三崎 幸典

到達目標

1、知的財産権ついて技術者として必要な事項を理解できている。
2、特許について技術者として必要な事項を理解できている。
3、特許検索が自由にでき、内容(概要)を把握できる。
4、自分で新しいアイディアを考え特許検索できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1知的財産権・特許ついて技術者として必要な事項をより詳細に理解できている。知的財産権・特許ついて技術者として必要な事項を理解できている。知的財産権・特許ついて技術者として必要な事項を理解していない。
評価項目2特許検索が自由にできその概要を把握できる。特許検索が自由にできる。特許検索ができない。
評価項目3自分で新しいアイディアを考え特許検索でき、アイディアを改良・新規アイディアを創出できる。自分で新しいアイディアを考え特許検索できる。自分で新しいアイディアを考え特許検索できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
発明は研究開発の成果であり,技術者にとって特許は論文と同様にかけがえのない財産といえる。技術開発競争が益々激しくなる現在において,特許の重要性は益々高まっている。本講義では知的財産権に関する基礎を勉強し、これからの特別研究や就職・進学後の研究に役立つ特許検索に精通することを目標に 身近な問題から例題を挙げその例題について特許として成立するか? 、特許として成立しない場合でもより良い改良法はないか?新しいアイディアの創出など実際の研究でも行われる考え方を身につけることを目標とする。
授業の進め方・方法:
最初特許検索について詳細に説明し事例を示し特許検索の方法を収得する。次に特許につい進め方 て説明しいろいろなアイディアを教員又は受講学生が出し先行特許はないか?先行特許を侵害しないような方法はないか?それが特許として認められるか?などを勉強する。テーマを与えそれに対して特許検索し自分の意見や先行特許に抵触しないようなアイディアをレポートとしてまとめる。
注意点:
産業財産権標準テキスト 特許編(工業所有権情報研修館 工業所有権情報・研修館)
貸し出すことも可能ですが安価なものなので購入して下さい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス、知的財産権と特許
2週 知的財産権とは? 知的財産権を理解できている。
3週 知的財産保護の特色など 知的財産保護について理解できている。
4週 特許の概要 特許の概要について理解できている。
5週 特許検索の方法1 特許検索の方法を理解できている。
6週 特許検索の方法2 特許検索の方法を理解できている。
7週 事例を示した特許検索実習1 特許検索ができ、検索した特許の概要が理解できる。
8週 事例を示した特許検索実習2 特許検索ができ、検索した特許の概要が理解できる。
4thQ
9週 事例を示した特許検索実習3 特許検索ができ、検索した特許の概要が理解できる。
10週 事例を示した特許検索実習4 特許検索ができ、検索した特許の概要が理解できる。
11週 事例を示した特許検索実習5 特許検索ができ、検索した特許の概要が理解できる。
12週 事例を示した特許検索実習6 特許検索ができ、検索した特許の概要が理解できる。
13週 事例を示した特許検索実習7 特許検索ができ、検索した特許の概要が理解できる。
14週 自分で考えたアイディアの特許検索1 自分で新しいアイディアを創出できる。
15週 自分で考えたアイディアの特許検索2 自分のアイディアを特許検索できる。
16週 自分で考えたアイディアの特許検索3 自分のアイディアを特許検索できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。1

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000