到達目標
結晶学並びにX線結晶構造解析の理論と実際について理解を深めることを目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
固体材料の機能解析及び材料設計の基礎知識の修得 | 結晶学並びにX線結晶構造解析の理論と実際について充分に理解している。 | 結晶学並びにX線結晶構造解析の理論と実際について概ね理解している。 | 結晶学並びにX線結晶構造解析の理論と実際についてに理解が不足している。 |
機能性固体材料の解析の理解 | 機能性固体材料の解析について充分に理解している。 | 機能性固体材料の解析について概ね理解している。 | 機能性固体材料の解析についての理解が不足している。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
固体材料の機能解析及び材料設計の基礎として,結晶学並びにX線結晶構造解析の理論と実際について講述する。機能性固体材料の解析を具体例として取り上げ,理解を深める。
授業の進め方・方法:
プロジェクタを使って講義をします。毎回の授業内容をよく理解してください。1回でも抜けるとそのあとがわからなくなる可能性が高いので,休まないように出席して下さい。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
結晶学 原子の周期的配列 |
結晶の対称操作,点群,ブラベ格子,晶系,空間群を理解している。 D2:3
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2週 |
対称操作 |
同上
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3週 |
点群 |
同上
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4週 |
ブラベ格子 |
同上
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5週 |
晶系 |
同上
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6週 |
空間群 |
同上
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7週 |
実際の結晶への適用 |
結晶の構造を,晶系と空間群から構築できる。 D3:2
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8週 |
中間試験 |
同上
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2ndQ |
9週 |
X線結晶構造解析 X線の散乱,回折 |
結晶によるⅩ線の回折理論を理解している。 D3:1
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10週 |
逆格子 |
逆格子を理解している。 D3:1
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11週 |
X線回折測定法 |
種々の結晶構造解析法を理解している。 D3:1
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12週 |
エバルト球 |
同上
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13週 |
ブリルアンゾーン 消滅則 |
同上
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14週 |
結晶構造解析(パターソン法,直接法,リートベ ルト法) |
実際の結晶構造解析において,理論の実践を理解できる。 D3:2
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15週 |
機能性固体材料の結晶構造解析 |
同上
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 15 | 50 |
専門的能力 | 35 | 15 | 50 |