応用ネットワークプログラミング

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 応用ネットワークプログラミング
科目番号 7045 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報通信工学専攻(2023年度以前入学者) 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 小高知宏 著 「TCP/IP Javaネットワークプログラミング(第2版)」 オーム社
担当教員 宮武 明義

到達目標

1. Java開発環境を設定できる。
2. ソケットを用いたサンプルアプリケーションの仕様を説明できる。
3. ソケットを用いたサンプルアプリケーションを改良できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Java開発環境を設定し、プログラムを実行できる。Java開発環境を設定できる。Java開発環境を設定できない。
評価項目2ソケットを用いたオリジナルのアプリケーションを設計できる。ソケットを用いたサンプルアプリケーションの仕様を説明できる。ソケットを用いたサンプルアプリケーションの仕様を説明できない。
評価項目3ソケットを用いたオリジナルアプリケーションを実現できる。ソケットを用いたサンプルアプリケーションを改良できる。ソケットを用いたサンプルアプリケーションを改良できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現在,多くのネットワークアプリケーションが開発・利用されている。これらのアプリケーションに用いられている通信技術やプロトコルを理解する。
授業の進め方・方法:
前半は,Java言語によるネットワークアプリケーションの開発手法を,サンプルプログラムを理解しながら学習する。後半は,数人でチームを作り,オリジナルのネットワークアプリケーションを提案し,プロトコル設計,プログラム設計と実装を行う。最後に,チーム単位で開発したアプリケーションのデモを行い相互評価する。
注意点:
・情報ネットワーク論 (1年)を履修している者
・オフィスアワー:毎月曜日放課後~17:00

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
2週 開発環境の構築:開発環境のインストール 開発環境を設定できる。E3:1
3週 開発環境の構築:開発に用いるツールの活用方法 ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。E3:2
4週 Javaプログラミング演習:サンプルプログラムのコンパイルと実行 JAVA言語によるプログラミングができる。E3:1
5週 Javaプログラミング演習:ソケット通信プログラムの理解 JAVA言語によるプログラミングができる。インターネットの概念を説明できる。E3:1, 2
6週 Javaプログラミング演習:ソケット通信プログラムの拡張 JAVA言語によるプログラミングができる。インターネットの概念を説明できる。E3:1, 2
7週 オリジナルアプリケーションの設計:オリジナルアプリケーションの外部仕様定義 サンプルプログラムを基に,オリジナルのアプリケーションを設計できる。E2:3
8週 オリジナルアプリケーションの設計:プロトコル設計 サンプルプログラムを基に,オリジナルのアプリケーションを設計できる。E2:3
4thQ
9週 オリジナルアプリケーションの設計:プログラム設計 サンプルプログラムを基に,オリジナルのアプリケーションを設計できる。E2:3
10週 オリジナルアプリケーションの実装:コーディング1 オリジナルのアプリケーションを設計どおりに実装できる。E3:3
11週 オリジナルアプリケーションの実装:コーディング2 オリジナルのアプリケーションを設計どおりに実装できる。E3:3
12週 オリジナルアプリケーションの実装:テスト オリジナルのアプリケーションを設計どおりに実装できる。E3:3
13週 作品発表と評価:プレゼンとデモ オリジナルのアプリケーションを説明できる。E4:1
14週 作品発表と評価:相互評価 オリジナルのアプリケーションを説明できる。E4:1
15週 後期末試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価ポートフォリオ合計
総合評価割合70101010100
基礎的能力3000030
専門的能力4010101070
分野横断的能力00000