ディジタル信号処理工学

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 ディジタル信号処理工学
科目番号 1014 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報通信工学専攻(2023年度以前入学者) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 荻原将文著「ディジタル信号処理(第2版)」森北出版
担当教員 福永 哲也

到達目標

ディジタル信号,フーリエスペクトルを理解し,ディジタルフィルタの考え方を習得する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1複雑な関数のフーリエ変換が計算できるフーリエ変換が計算できるフーリエ変換が計算できない
評価項目2複雑な関数のz変換が計算できるz変換が計算できるz変換が計算できない
評価項目3基本的な線形システムを設計できる線形システムの基礎項目を導出できる線形システムの基礎項目を導出できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ディジタル信号処理は情報化社会を支える基盤技術の一つであり,情報通信,マルチメディア,コンピュータ関連機器で不可欠であるディジタル信号処理について解説する.
授業の進め方・方法:
教科書を基に,例題を取り上げながら講義する.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実力テスト,ディジタル信号について
2週 フーリエ級数,フーリエ変換 フーリエ変換の理解を深める
3週 フーリエ級数,フーリエ変換
4週 離散時間信号,標本化定理,折り返し雑音 ディジタル化を理解し,基礎となる言葉に意味を知る
5週 離散時間信号,標本化定理,折り返し雑音
6週 離散的フーリエ変換 離散的フーリエ変換を理解する
7週 離散的フーリエ変換
8週 小テスト
2ndQ
9週 z変換 z変換を理解する
10週 逆z変換
11週 伝達関数,インパルス応答 ディジタルフィルタの基礎項目を理解する
12週 インパルス応答,畳み込み
13週 周波数特性
14週 ブロック千図
15週 FIR,IIRフィルタの設計
16週 試験問題の回答と授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000