システム制御工学

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 システム制御工学
科目番号 1015 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報通信工学専攻(2023年度以前入学者) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 小高知宏 著 「TCP/IP Javaネットワークプログラミング(第2版)」 オーム社
担当教員 小野 安季良

到達目標

ネットワークを利用した通信の仕組みをOSI 参照モデルを用いて体系的に理解すると共に,Java言語を用いて実際のアプリケーション層プロトコルの実装方法について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1OSI参照モデルの各層の内容を説明できる。OSI参照モデルやTCP/IPの概要を言える。OSI参照モデルやTCP/IPとは何かを言えない。
評価項目2WebやメールがDNSと連携してどのように動いているかを説明できる。インターネットとWebサービス、メールサービスがどのように連携しているかを説明できる。インターネットとWebサービス、メールサービスの関係を言えない。
評価項目3POPプロトコルをJava言語で実装しメールクライアントを作成できる。POPプロトコルの内容を言える。POPプロトコルの内容を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現在の社会において必要不可欠となったインターネットのしくみを説明する。特にインターネットを支える技術であるTCP/IPを階層化モデル的視点から、各層ごとにその役割を説明する。これらの技術に対する理解を深めるためにJava言語を用いてメールリーダを実装する。
授業の進め方・方法:
前半は,OSI 参照モデルを用いてインターネットの全体像を説明すると共に,日頃使用している各種ネットワークアプリケーションが,TCP/IP という基盤の上に構築された様々なアプリケーションプロトコルの実装であることを講義する。後半では,馴染みの深い電子メールを題材に,アプリケーションプロトコルの実例ならびにその実装方法を学ぶ。実装に当たっては,インターネットとの親和性が高く,豊富なネットワーククラスライブラリを持つJava 言語を用いる。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合85000015100
基礎的能力350000035
専門的能力5000001565
分野横断的能力0000000