応用ネットワークプログラミング

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 応用ネットワークプログラミング
科目番号 1019 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子情報通信工学専攻(2023年度以前入学者) 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 小高知宏 著 「TCP/IP Javaネットワークプログラミング(第2版)」 オーム社
担当教員 宮武 明義

到達目標

1. Java開発環境を設定できる。
2. ソケットを用いたサンプルアプリケーションの仕様を説明できる。
3. ソケットを用いたサンプルアプリケーションを改良できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1Java開発環境を設定し、プログラムを実行できる。Java開発環境を設定できる。Java開発環境を設定できない。
評価項目2ソケットを用いたオリジナルのアプリケーションを設計できる。ソケットを用いたサンプルアプリケーションの仕様を説明できる。ソケットを用いたサンプルアプリケーションの仕様を説明できない。
評価項目3ソケットを用いたオリジナルアプリケーションを実現できる。ソケットを用いたサンプルアプリケーションを改良できる。ソケットを用いたサンプルアプリケーションを改良できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現在,多くのネットワークアプリケーションが開発・利用されている。これらのアプリケーションに用いられている通信技術やプロトコルを理解する。
授業の進め方・方法:
前半は,Java言語によるネットワークアプリケーションの開発手法を,サンプルプログラムを理解しながら学習する。後半は,数人でチームを作り,オリジナルのネットワークアプリケーションを提案し,プロトコル設計,プログラム設計と実装を行う。最後に,チーム単位で開発したアプリケーションのデモを行い相互評価する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
2週 開発環境のインストール 開発環境を設定できる
3週 開発に用いるツールの活用方法 ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる
4週 サンプルプログラムのコンパイルと実行 Java 言語によるプログラミングができる
5週 ソケット通信プログラムの理解 サンプルのソケット通信プログラムを理解する
6週 ソケット通信プログラムの拡張
7週 オリジナルアプリケーションの外部仕様定義 サンプルプログラムを基に,オリジナルのアプリケーションを設計できる
8週 プロトコル設計
2ndQ
9週 プログラム設計
10週 コーディング1 オリジナルのアプリケーションを設計どおりに実現できる
11週 コーディング2
12週 テスト
13週 プレゼンとデモ オリジナルのアプリケーションを説明できる
14週 相互評価
15週 試験問題の解答,授業評価アンケート
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価ポートフォリオ合計
総合評価割合70101010100
基礎的能力3000030
専門的能力4010101070
分野横断的能力00000