プログラミング基礎

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 プログラミング基礎
科目番号 191120 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 林晴比古 明快入門C ソフトバンクパブリッシング(ISBN:978-4-7973-7326-4)
担当教員 吉永 慎一

到達目標

1.フローチャートの読解,作成ができる。また,C言語の変数の取り扱いと簡単なプログラミングができる。  
2.C言語の制御文を使ったプログラミングができる。また,実際にコンピュータを用いてC言語プログラムの作成,実行ができる。
3.配列,ファイルの入出力等を使ったプログラミングができる。 4.いろいろな関数,ポインタを使ったプログラミングができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1フローチャートの読解,作成ができる。また,C言語の変数の取り扱いとやや複雑なプログラミングができる。フローチャートの読解,作成,C言語の変数の取り扱いと簡単なプログラミングができる。フローチャートの読解,作成,C言語の変数の取り扱いと簡単なプログラミングができない。
評価項目2C言語の制御文を使ったプログラミングができる。また,実際にコンピュータを用いてやや複雑なC言語プログラムの作成,実行ができる。C言語の制御文を使ったプログラミングができ,実際にコンピュータを用いて簡単なC言語プログラムの作成,実行ができる。C言語の制御文を使ったプログラミングができず,実際にコンピュータを用いてC言語プログラムの作成,実行ができない。
評価項目3配列,ファイルの入出力等を使って実際の問題に対するプログラミングができる。配列,ファイルの入出力等を使った簡単なプログラミングができる。配列,ファイルの入出力等を使ったプログラミングができない。
評価項目4いろいろな関数,ポインタを使って実際の問題に対するプログラミングができる。いろいろな関数,ポインタを使った簡単なプログラミングができる。いろいろな関数,ポインタを使ったプログラミングができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前期中間試験までは,情報化と社会の諸問題について学ぶ.
前期中間試験以降は,C言語を用いたプログラミングの基礎について学ぶ.
授業の進め方・方法:
前期は主に,情報化と社会,フローチャート作成,C言語文法について教科書等を用いて講義形式で授業を行う。授業時は教科書の他にノートを持参すること。
後期は情報基盤センターにおいて,コンピュータを用いた演習を中心に授業を行う。特にこの科目では演習とレポートに重点をおき実力向上を図る。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス:
フローチャート記号について学ぶ。
フローチャート記号について理解する。
2週 ループ端記号の使い方について学ぶ。2重ループの処理,階乗の計算について学ぶ。 ループ端記号の使い方について理解し,簡単なフローチャートが作成できる。2重ループの処理,階乗の計算について理解する。   
3週 変数とデータ型について学ぶ。算術演算子について学ぶ。   変数とデータ型について理解する。算術演算子について理解する。 
4週 代入演算子,インクリメント,デクリメント演算子について学ぶ。 代入演算子,インクリメント,デクリメント演算子について理解する。
5週 プログラムの書き方:
printf文の使い方(変換仕様)について学ぶ。
プログラムの書き方:
printf文の使い方(変換仕様)について理解し,簡単なプログラムが読解できる。
6週 scanf_s文について学ぶ。If文について学ぶ。 scanf_s文の使い方(変換仕様),if文について理解し,簡単なプログラムが読解できる。
7週 for文について学ぶ。 for文について理解し,簡単なプログラムが読解できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 情報基盤センターの利用         コンパイラの操作について学ぶ。 コンパイラを操作して,実際にプログラムの実行ができる。
10週 for文の使い方について学ぶ。       プログラミング演習 for文の使い方について理解し,簡単なプログラムが作成できる。
11週 繰り返し(for文とwhile文)について学ぶ。プログラミング演習 繰り返し(for文とwhile文)について理解し,簡単なプログラムが作成できる。
12週 プログラミング演習 プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
13週 繰り返し(do-while文)         プログラミング演習 繰り返し(do-while文)        プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
14週 #include< >の取り扱い          プログラミング演習 #include< >の取り扱い          プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
15週 プログラミング演習 プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 プログラミング演習 プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
2週 プログラミング演習 プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
3週 配列の使い方について学ぶ。 配列の使い方について理解し,簡単なプログラムが作成できる。
4週 ファイル入出力について学ぶ。 ファイル入出力について理解し,簡単なプログラムが作成できる。
5週 プログラミング演習 プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
6週 文字列処理関数の使い方について学ぶ。 文字列処理関数の使い方について理解し,簡単なプログラムが作成できる。
7週 プログラミング演習 プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 標準処理ライブラリ関数の使い方について学ぶ。 標準ライブラリ関数の使い方について理解し,簡単なプログラムが作成できる。
10週 プログラミング演習 プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
11週 ユーザー関数の使い方について学ぶ。 ユーザー関数の使い方について理解し,簡単なプログラムが作成できる。
12週 プログラミング演習 プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
13週 プログラミング演習 プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
14週 ポインタの使い方について学ぶ。 ポインタの使い方について理解し,簡単なプログラムが作成できる。
15週 プログラミング演習 プログラミング演習:演習課題のプログラムが作成できる。
16週 後期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表合計
総合評価割合000
到達目標117.57.50
到達目標217.57.50
到達目標317.57.50
到達目標417.57.50