技術者として知っておくべき環境化学の基礎を学習する。物質の化学変化・エネルギーの多様性・大気の成り立ち・廃棄物処理・リサイクルなどについて理解を深めるとともに、地球温暖化・物質循環など環境問題について考える能力を養うことを目標とする。
概要:
技術者として知っておくべき環境化学の基礎を学習する。物質の化学変化・エネルギーの多様性・大気の成り立ち・廃棄物処理・リサイクルなどについて理解を深めるとともに、地球温暖化・物質循環など環境問題について考える能力を養うことを目標とする。
授業の進め方・方法:
地球環境問題を「化学」の観点から簡潔に説明するとともに、最新の国際社会の動きや時事問題についても解説し、総合的に考える力を養成する。自学自習時間に相当する課題を毎回出題する。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
地球上での私たちの位置づけ |
地球上での私たちの位置づけを具体的に説明できる。
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2週 |
温室効果ガスと温暖化のメカニズム |
温室効果ガスと温暖化のメカニズムを理解し説明できる。
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3週 |
地球温暖化による影響予測・地球温暖化対策 |
地球温暖化による影響予測の概略が理解でき、地球温暖化対策を議論できる。
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4週 |
オゾン層とオゾン・フロンとオゾン層破壊 |
オゾン層とオゾンを理解でき、オゾン層破壊物質のフロンを説明できる。
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5週 |
大気汚染と環境基準・酸性雨・光化学スモッグ |
大気汚染の原因と環境基準が説明できる。酸性雨・光化学スモッグの原理が理解できる。
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6週 |
人間活動のエネルギーに関する計算 |
人間活動のエネルギーに関して、種々の計算ができる。
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7週 |
1週~6週までの復習 |
1週~6週の内容を理解し、問題を解くことができる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
石炭・石油・天然ガス |
石炭・石油・天然ガスの各々の特徴を理解し説明できる。
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10週 |
核エネルギーと原子力発電 |
核エネルギーの原理を理解し、原子力発電について判断できる。
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11週 |
太陽熱・太陽電池・水力発電 |
太陽熱・太陽電池・水力発電のそれぞれの特徴を理解し、説明できる。
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12週 |
風力・地熱・潮汐発電・バイオマスエネルギー |
風力・地熱・潮汐発電・バイオマスエネルギーの各々の特徴を理解し、説明できる。
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13週 |
生態系と食物連鎖・生態系に関するトピックス |
生態系と食物連鎖を理解し、生態系に関するトピックスが説明できる。
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14週 |
廃棄物と3R・LCA |
廃棄物と3R・LCAの各々の内容を理解し説明できる。
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15週 |
10週~15週までの復習 |
10週~15週の内容を理解し問題を解くことができる。
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16週 |
前期末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | 代表的な金属やプラスチックなど有機材料について、その性質、用途、また、その再利用など生活とのかかわりについて説明できる。 | 3 | 前13 |
洗剤や食品添加物等の化学物質の有効性、環境へのリスクについて説明できる。 | 3 | 前13 |
ボイルの法則、シャルルの法則、ボイル-シャルルの法則を説明でき、必要な計算ができる。 | 3 | 前6 |
気体の状態方程式を説明でき、気体の状態方程式を使った計算ができる。 | 3 | 前6 |
原子の構造(原子核・陽子・中性子・電子)や原子番号、質量数を説明できる。 | 3 | 前10 |
同位体について説明できる。 | 3 | 前10 |
放射性同位体とその代表的な用途について説明できる。 | 3 | 前10 |
原子の相対質量が説明できる。 | 3 | 前6 |
天然に存在する原子が同位体の混合物であり、その相対質量の平均値として原子量を用いることを説明できる。 | 3 | 前6 |
アボガドロ定数を理解し、物質量(mol)を用い物質の量を表すことができる。 | 3 | 前6 |
分子量・式量がどのような意味をもつか説明できる。 | 3 | 前6 |
気体の体積と物質量の関係を説明できる。 | 3 | 前6 |
化学反応を反応物、生成物、係数を理解して組み立てることができる。 | 3 | 前6 |
化学反応を用いて化学量論的な計算ができる。 | 3 | 前6 |
電離について説明でき、電解質と非電解質の区別ができる。 | 3 | 前5 |
質量パーセント濃度の説明ができ、質量パーセント濃度の計算ができる。 | 3 | 前5 |
モル濃度の説明ができ、モル濃度の計算ができる。 | 3 | 前5 |
酸・塩基の定義(ブレンステッドまで)を説明できる。 | 3 | 前5 |
酸・塩基の化学式から酸・塩基の価数をつけることができる。 | 3 | 前5 |
電離度から酸・塩基の強弱を説明できる。 | 3 | 前5 |
pHを説明でき、pHから水素イオン濃度を計算できる。また、水素イオン濃度をpHに変換できる。 | 3 | 前5 |
中和反応がどのような反応であるか説明できる。 | 3 | 前5 |
中和滴定の計算ができる。 | 3 | 前5 |