英語ⅣA

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語ⅣA
科目番号 221044 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Best Practice for the TOEIC L&R Test(Intermediate) SIBIDO , 教員作成ハンドアウト
担当教員 鳥羽 素子

到達目標

(1)オフィスや日常生活での表現や幅広い話題について情報や考えを理解することができるように,リスニング力を向上させる。                                                 (2) 演習問題に取り組むことでTOEIC L&Rテストに対応できる語彙や基本的文法事項を習得する(CEFR(Common European Framework of Reference for Languages) B1レベル)。                     (3)「聞く」「読む」だけでなく「話す」「書く」活動を通して英語を用いて積極的にコミュニケーションを図ろうとすることができ,技術系の話題や情報についても自身の考えを英語で表現することができるよう言語運用能力を向上させる。                                                    

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英文の要点を素早く把握し、複雑な文章の主要な内容を瞬時に理解することができる英文の要点を素早く把握し、複雑な文章の主要な内容を理解することができる英文の要点を素早く把握し、複雑な文章の主要な内容を理解することができない。
評価項目2TOEIC L&R テストの形式に十分対応できるTOEIC L&R テストの形式に慣れるTOEIC L&R テストの形式に対応することができない
評価項目3英語によってコミュニケーションをとることができ,自分の意見や考えを積極的に述べることができる。英語によってコミュニケーションをとることができ,自分の意見や考えを述べることができる。英語によるコミュニケーションに困難を感じ,自分の意見や考えを積極的に述べることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
オフィスや日常生活における表現や幅広い話題について情報や考えを理解することができるように,リスニング力を向上させる。また,「書く」「話す」の言語活動を通して英語を用いて積極的にコミュニケーションをとろうとする態度を育成するために,技術系,理科系に関する話題や議論すべき課題を通して発信力を向上させる。                                                    
授業の進め方・方法:
TOEIC L&R テストに対応できる音声教材を用いての演習過程を通して,複雑な文章の主要な内容をすばやく理解することができるよう英語の聴解力を向上させる。また,ペアワーク,グループワーク,プレゼンテーション活動を通じて英語で発信する機会を多く与え言語運用能力の向上も図る。学習成果の指標としては,テキスト内のタスクや演習問題を繰り返す演習および英語で表現する機会を通してCEFR(Common European Framework of Reference for Languages) B1レベルの到達を目指す。
注意点:
半期開講週1回の授業内演習だけでは言語習得の促進は難しいことからテキスト内演習については予習・課題を課す。冬季休暇中においてもリスニング等の課題を課す。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス, Unit1 (Restaurants, GR:人称代名詞)   授業の進め方を把握する,4年次最初のwriting力を確認する。
2週 Unit2 (Entertainment, GR: 不定代名詞),プレゼンテーションのためのインプット(Do you have what it takes? ) TOEIC L & Rテストの形式に慣れる。   リスニングタスクを通してエンジニアとして必要な素質を理解することができる。
3週 Unit3 (Business, GR:現在・過去時制),プレゼンテーションに向けてのグループ活動 TOEIC L & Rテストの形式に慣れる。   英語によるプレゼンテーション実施に向けてグループで活動することができる。
4週 Unit4(The Office, GR:現在完了) TOEIC L & Rテストの形式に慣れる。   英語によるプレゼンテーション実施に向けてグループで活動することができる。
5週 プレゼンテーション 人前で英語でプレゼンテーションすることができる。
6週 Unit5 (Telephone, GR:前置詞(時・期間)),プレゼンテーションのためのインプット(Global Engineering) TOEIC L & Rテストの形式に慣れる。   英語によるプレゼンテーション実施に向けて関連のインプットで内容を理解する。
7週 Unit6(Letters & E-mails, GR:前置詞(位置・場所)プレゼンテーションのためのグループ活動 TOEIC L & Rテストの形式に慣れる。   英語によるプレゼンテーション実施に向けてグループで活動することができる。
8週 後期中間テスト 後期中間テストまでの学習習熟度を確認する。
4thQ
9週 試験返却と解説,Unit7 (Health, GR:数量形容詞 ),プレゼンテーションのグループ活動 TOEIC L&R テストの形式に十分対応できる。リスニングタスクを通してスマートシティについて理解することができる。
10週 Unit 8 (The Bank & the Post Office, GR:自動詞と他動詞),プレゼンテーション 人前で英語でプレゼンテーションすることができる。
11週 Unit 9 (New Products, GR:接尾辞と品詞(形容詞)),プレゼンテーションのためのインプット(Smart CIties) TOEIC L&R テストの形式に十分対応できる。英語によるプレゼンテーション実施に向けて関連のインプットで内容を理解する
12週 Unit 10 (Travel, GR:接尾辞と品詞(副詞),プレゼンテーションのグループ活動 TOEIC L&R テストの形式に十分対応できる。英語によるプレゼンテーション実施に向けてグループで活動することができる。
13週 Unit11 (Daily life, GR:分詞構文),プレゼンテーションのためのグループ活動 TOEIC L&R テストの形式に十分対応できる。英語によるプレゼンテーション実施に向けてグループで活動することができる。
14週 プレゼンテーション 人前で英語でプレゼンテーションすることができる。
15週 Unit 12(Job Applications, GR:比較) TOEIC L&R テストの形式に十分対応できる。4年次最後のwriting力を確認する。
16週 後期期末テスト 後期期末期の学習習熟度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験発表提出物合計
総合評価割合751510100
評価項目(1)300434
評価項目(2)258336
評価項目(3)207330