機械工学演習Ⅰ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 機械工学演習Ⅰ
科目番号 242102 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 ・プリント配布
・「タクナル」(株式会社リアセック)
 ※タクナルは授業開始後に購入
担当教員 小島 隆史,高谷 秀明

到達目標

1.高専で学ぶための基礎的技法(アカデミック・スキルズ)を活用することができる.
2.与えられた課題に対し,チームメンバーで協力して具体的な解決策を提案することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1学習した高専で学ぶための基礎的技法(アカデミック・スキルズ)を活用することができる.学習した高専で学ぶための基礎的技法(アカデミック・スキルズ)を説明することができる.学習した高専で学ぶための基礎的技法(アカデミック・スキルズ)を説明することができない.
評価項目2与えられた課題に対して主体的に取り組み,チームメンバーで協力して具体的な解決策を提案することができる.与えられた課題に対し,チームメンバーで協力して具体的な解決策を提案することができる.与えられた課題に対する具体的な解決策を提案することができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
・高専で学ぶための基礎的技法(アカデミック・スキルズ)を身につける.
・与えられた課題についてチームを組み,主体的に問題解決に取り組む.この過程において多様な人々とともに仕事をしていくために必要な基礎的な能力を身につける.
授業の進め方・方法:
評価項目1に対しては講義および演習を行う.
評価項目2については、クラスを10チーム程度に分け,チームごとに解決策を提案し,その内容を発表する.
注意点:
情報基盤センターのIDとパスワードを記憶しておくこと.
USBメモリーを持参すること.
関連科目: 機械工学演習Ⅰ(1年) → 機械工学演習Ⅱ(2年) → (機械工学科専門科目)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス
自己紹介・相互理解
本授業の目的と流れを知る。
グループを作って自己紹介と簡単なゲームを通して相互理解に努めることができる。
2週 アカデミック・スキルズ1
問題解決・レポートの作成 (1)
身の回りにある問題を発見し、解決のためのアプローチを提案できる。
上記をレポートにまとめることで、レポート作成技術の基礎を学び
論理的に話を展開することができる。
3週 アカデミック・スキルズ1
問題解決・レポートの作成 (2)
身の回りにある問題を発見し、解決のためのアプローチを提案できる。
上記をレポートにまとめることで、レポート作成技術の基礎を学び
論理的に話を展開することができる。
4週 アカデミック・スキルズ2
情報収集・プレゼンテーション (1)
与えられた、または考案したテーマについて情報収集を行い、
これを分析した結果について発表を行うことができる。
情報収集のための手法とプレゼンテーションツールの使い方がわかる。
5週 アカデミック・スキルズ2
情報収集・プレゼンテーション (2)
与えられた、または考案したテーマについて情報収集を行い、
これを分析した結果について発表を行うことができる。
情報収集のための手法とプレゼンテーションツールの使い方がわかる。
6週 簡単な議論の練習 グループを作って、与えられたテーマについて議論を行うことができる。
グループでの結論を議論を通して形成できる。
7週 議論で意見を伝える練習 グループを作って、与えられたテーマに対して意見を提案することができる。
悩みや相談に対して、他人の意見を聞いた上で、自分の意見を主張することができる。
8週 中間試験 (PROGアンケート) 現時点での社会人基礎力をテストで確認することができる。
2ndQ
9週 本格的な議論
移動動物園の企画 (1)
「文化祭で作る動物園」をテーマに、グループで独自の動物園の構想を立てられる。
10週 本格的な議論
移動動物園の企画 (2)
「文化祭で作る動物園」をテーマに、グループで独自の動物園の構想を立てられる。
立てた構想の詳細をより現実的に詰めることができる。
11週 本格的な議論
移動動物園の企画 (3)
「文化祭で作る動物園」をテーマに、グループで独自の動物園の構想を立てられる。
構想した動物園を発表を通して他人に説明することができる。
12週 情報収集
ダイエットについての調査 (1)
「ダイエットの方法」をテーマに、グループで情報収集を行うことができる。
情報収集の大まかな方針を立てることができる。
13週 情報収集
ダイエットについての調査 (2)
「ダイエットの方法」をテーマに、グループで情報収集を行うことができる。
立てた方針に従って情報収集したり、方針を調整することができる。
14週 情報収集
ダイエットについての調査 (3)
「ダイエットの方法」をテーマに、グループで情報収集を行うことができる。
収集した情報を分析して取捨選択したり、より詳細に調べることができる。
15週 情報収集
ダイエットについての調査 (4)
「ダイエットの方法」をテーマに、グループで情報収集を行うことができる。
これまで収集した情報および分析結果をプレゼンテーション形式で発表することができる。
16週 振り返り これまでの活動と身についたスキルを振り返ることができる

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表取組み評価合計
総合評価割合503020100
アカデミック・スキルズ300030
プロジェクト学習20302070