| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
フィードバック制御系の特性 | フィードバック制御系に関して,その利点と基本的な課題についてフィードフォワード制御系と比較して説明することができる。 | フィードバック制御系に関して,その利点と基本的な課題について説明することができる。 | フィードバック制御系に関して,その利点と基本的な課題について説明することができない。 |
伝達関数とブロック線図 | 動的システムの線形表現を理解した上で,伝達関数やブロック線図を用いて制御システム全体を表すことができる。 | ラプラス変換を用いて動的システムを伝達関数の形で表現することができる。また,伝達関数で表された要素の結合と信号の流れを,ブロック線図を用いて表すことができる。 | ラプラス変換を用いて動的システムを伝達関数の形で表現することができない。また,伝達関数で表された要素の結合と信号の流れを,ブロック線図を用いて表すことができない。 |
システムの定常および過渡特性 | むだ時間を含むなどやや複雑なシステムのインパルス応答,ステップ応答やステップ入力,ランプ入力に対する定常偏差を求めることができる。 | 簡単なシステムのインパルス応答,ステップ応答やステップ入力,ランプ入力に対する定常偏差を求めることができる。 | 簡単なシステムのインパルス応答,ステップ応答やステップ入力,ランプ入力に対する定常偏差を求めることができない。 |
システムの周波数特性 | ベクトル軌跡やボード線図によってシステムの周波数特性を表現でき,周波数特性と伝達関数との関係を明確に説明できる。 | ベクトル軌跡やボード線図によって簡単なシステムの周波数特性を表現できる。 | ベクトル軌跡やボード線図によってシステムの周波数特性を表現できない。 |
安定性解析 | ナイキストの安定判別法(位相余裕,ゲイン余裕)を用いてフィードバック制御系設計に応用できる。 | ナイキストの安定判別法(位相余裕,ゲイン余裕)をについて説明できる。 | ナイキストの安定判別法(位相余裕,ゲイン余裕)をについて説明できない。 |