アルゴリズム

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 アルゴリズム
科目番号 191238 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 教科書:アルゴリズムとデータ構造、藤原暁宏、森北出版
担当教員 来年度以降開講予定科目

到達目標

1.情報通信工学、アルゴリズムを学ぶうえで必要となる離散数学の基礎(集合、順列・組み合
  わせ、数学的帰納法、漸化式、グラフ理論)を修得する。
2.効率的なプログラムの設計、情報処理システムの設計を行うために必要な概念、設計手法を理
  解し、プログラミングに応用できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
離散数学離散数学を用いた応用問題が解ける離散数学の計算ができる離散数学の計算ができない
アルゴリズム各種アルゴリズムの実装ができる各種アルゴリズムの説明ができる各種アルゴリズムの説明ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
スライドを用いた講義を中心に授業を行う。
授業の進め方・方法:
授業毎に講義内容に応じた自学自習時間に行う演習レポート(CBT,プログラミング演習課題を含む)課す。
演習レポートの実施や提出はBlackBoardで行う。
注意点:
・本科目の単位は,高等専門学校設置基準第17条第4項により認定される。
・授業時間以外に,1週に4時間の自主学習が必要である。
・自主学習については演習レポート提出により確認する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. ガイダンス
2.離散数学基礎
2週 2.離散数学基礎 ・集合に関する用語、表記を理解できる。
・順列・組み合わせの計算ができる。
・数学的帰納法による証明ができる。
・漸化式から一般項を求めることができる。
3週 2.離散数学基礎 ・集合に関する用語、表記を理解できる。
・順列・組み合わせの計算ができる。
・数学的帰納法による証明ができる。
・漸化式から一般項を求めることができる。
4週 3.アルゴリズムの基礎 ・アルゴリズムの時間計算量を求め、アルゴリズムの評価を行うことができる。
5週 3.アルゴリズムの基礎 ・配列、連結リスト、スタック、キューのデータ構造を理解できる。
6週 4.アルゴリズムの基本データ構造 ・木に関する用語、表記を理解できる。
7週 5.アルゴリズムにおける基本概念 ・再帰的アルゴリズムの処理内容を理解でき
 る。
8週 中間試験
2ndQ
9週 6.データの探索 ・代表的な探索アルゴリズムを理解できる。
10週 7.ソートアルゴリズム ・代表的なソートアルゴリズムを理解し、時間計算量を求めることができる。
11週 7.ソートアルゴリズム ・代表的なソートアルゴリズムを理解し、時間計算量を求めることができる。
12週 8.アルゴリズムの設計手法 ・代表的なアルゴリズムの設計手法を理解し、プログラミングに応用できる。
13週 8.アルゴリズムの設計手法 ・代表的なアルゴリズムの設計手法を理解し、プログラミングに応用できる。
14週 9.グラフアルゴリズム ・グラフに関する基本用語と概念が理解できる。
15週 9.グラフアルゴリズム ・代表的なグラフ問題を解くアルゴリズムが理解できる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験演習レポート合計
総合評価割合8020100
離散数学20525
アルゴリズム601575