英語ⅠA

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語ⅠA
科目番号 211023 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 総合英語: Power on Communication EnglishⅠ(東京書籍), ワークブック, ハンドアウト
担当教員 鳥羽 素子

到達目標

総合英語(1)各レッスンの新出語彙, 語句の意味, 用法を理解できる。
    (2)聴解・読解活動を通して英文の内容を理解し、概要や要点の把握ができる。
    (3)英文構造を理解して,高校1年の英文法・文構造の知識を習得する。
    (4)書く・話す・要約する等の活動を通して、情報や考えなどを英語で適切に伝えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1・英文中のフレーズの意味,新出単語, 用法を深く理解できる。・英文中のフレーズの意味, 新出単語, 用法を理解できる。・英文中のフレーズの意味新出単語, , 用法を理解が不十分である。
評価項目2英文の概要や要点を適確にとらえることができて、英文全体の内容を理解出来る。英文の概要や要点を適確にとらえることができて、英文全体の内容を理解出来る。・英文の概要や要点を適確にとらえることができて、英文全体の内容を理解出来ない。
評価項目3・高校1年相当以上の文法知識を身につける。英文全体の構造を理解出来る。・高校1年相当以上の文法知識を身につける。英文全体の構造を理解出来る。・英文の構造英文の理解が不十分で,高校1年相当の文法知識を十分に身につけていない。
評価項目4・高校1年相当以上の言語運用能力を持つ。・高校1年相当の言語運用能力を持つ。・言語運用能力に関して高校1年相当に満たない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
各単元の題材を通して日本のみならず異文化への理解を深めるとともに,「読む」「聞く」「話す」「書く」活動を取り入れながら積極的にコミュニケーションを図ろうとする力を養う。読む,聞く活動を通して,情報や考えなどを的確に理解することができる力を培うとともに,書く・話す活動を通して情報や自身の考えなどを適切に伝えることができるようにする。またこれらの4技能養成の基礎として,基本的語彙・文法の知識が必要とされるので,各単元の言語材料の中で語彙や英文法知識の修得も図る。
授業の進め方・方法:
各単元の題材を積極的に聞いたり読んだりして情報や考えなどを的確に理解する。読解の過程を通じて速読の力をつけるとともに,文構造の理解および文法知識も強化する。書く・話すなどの過程を通じて情報や考えなどを適切に伝えることができるようにするために,グループワークやプレゼンテーション活動も積極的に取り入れる。語彙・文法知識の定着は小テストを取り入れることで確認する。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション。 高校1年時のリスニング・ライティング力を確認する。イントロダクション。       1年時初めのリスニング力等を確認する。本授業の進め方を把握する。品詞およびおよび英文の5文型の文構造について理解する。
2週 Lesson1 Mt.Fuji-A symbol of Japan Part1・2 新出単語・英文解説,ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L1 Part 1・2の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。動詞の現在形・過去形,未来表現について理解し正しく使用することができる。
3週 Lesson1 Part2・3 新出単語・英文解説,ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L1 Part 2・3の内容を理解させる。新出語彙やフレーズを習得する。進行形について理解し正しく使用することができる。
4週 Lesson1 本文の要約・暗唱活動 グループ活動により英語プレゼンテーション 英文読解によりインプットした内容を正しくアウトプットすることができる。
5週 Lesson2 Sleep in Animals Part1・2 新出単語・英文解説,ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L2 Part 1・2の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。比較表現について理解し正しく使用することができる。
6週 Lesson2 Sleep in Animals Part2・3 新出単語・英文解説,ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L2 Part 2・3の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。不定詞・動名詞について理解し正しく使用することができる。
7週 Lesson2 本文の要約・暗唱活動 グループ活動により英語プレゼンテーション 英文読解によりインプットした内容を正しくアウトプットすることができる。
8週 クイズ1,Lesson1,2の内容を英語で聞き取ることができる。既習の英文構造の復習 前期中間期の総復習をし、中間試験準備のための問題演習を実施して学習内容の理解を高める。
2ndQ
9週 前期中間試験 前期中間期の学習習熟度の確認をする。                       
10週 試験返却・解説,Lesson3 Nagatomo Yuto-A Long Hard Road to Success Part1 新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L3 Part 1・2の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。現在完了形について理解し正しく使用することができる。
11週 Lesson3 Nagatomo Yuto-A Long Hard Road to Success Part2・3 新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L3 Part 1・2の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。SVO(that節および受け身形について理解し正しく使用することができる。
12週 Lesson3 グループ活動により英語プレゼンテーション 英文読解によりインプットした英文構造を用いて英語でプレゼンテーションを行うことができる。
13週 Lesson4 Kawaii and Japanese Pop Culture Part1・2 新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L4 Part 1・2の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。仮主語it構文・助動詞について理解し正しく使用することができる。
14週 Lesson4 Kawaii and Japanese Pop Culture Part2・3 新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L4 Part 1・2の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。関係代名詞について理解し正しく使用することができる。
15週 Lesson4 グループ活動により英語プレゼンテーション,クイズ2, 英文読解によりインプットした英文構造を用いて英語でプレゼンテーションを行うことができる。
16週 前期期末試験 前期期末期の学習習熟度を確認する。
後期
3rdQ
1週 Lesson5   Banna Paper Part1・2 新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L5 Part 1・2の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。分詞の用法について理解し正しく使用することができる。
2週 Lesson5   Banna Paper Part2・3 新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L5 Part 2・3の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。SVC,SVOCの用法について理解し正しく使用することができる。
3週 Lesson5 グループ活動により図・グラフを取り入れた英語プレゼンテーション クイズ3 英文読解によりインプットした英文構造を用いて英語でプレゼンテーションを行うことができる。
4週 Lesson6  A story about Instant Noodles Part1・2 新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L6 Part 1・2の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。助動詞の受け身用法について理解し正しく使用することができる。
5週 Lesson6  A story about Instant Noodles Part2・3 新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L6 Part 2・3の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。使役動詞を用いたSVOCの英文構造について理解し正しく使用することができる。
6週 Lesson6 グループ活動による英語プレゼンテーション  英文読解によりインプットした英文構造を用いて英語でプレゼンテーションを行うことができる。
7週 クイズ4,Lesson7 Part1 The Earth, Our Home! 新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L7 Part 1・2の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。関係副詞について理解し正しく使用することができる。
8週 後期中間試験 後期中間期の学習習熟度を確認する。
4thQ
9週 試験返却・解説,Lesson7 The Earth, Our Home! Part 2・3  新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L7 Part 2・3の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。前置詞+関係代名詞等について理解し正しく使用することができる。
10週 Lesson8 Mr. Fija and Uchinaaguchi Part1・2  新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L8 Part1・2の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。現在完了進行形について理解し正しく使用することができる。
11週 Lesson8 Mr. Fija and Uchinaaguchi Part2・3  新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L8 Part2・3の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。仮定法について理解し正しく使用することができる。
12週 Lesson7・8 グループ活動による英語プレゼンテーション  英文読解によりインプットした英文構造を用いて英語でプレゼンテーションを行うことができる。
13週 Lesson9 The power to Unite People Part1・2  新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L9 Part1・2の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。過去完了形について理解し正しく使用することができる。
14週 Lesson9 The power to Unite People Part2・3  新出単語・英文解説, ハンドアウトを用いての速読・英文構造理解 L9 Part2・3の内容を理解する。新出語彙やフレーズを習得する。分詞構文・強調構文について理解し正しく使用することができる。
15週 プレゼンテーション,1年時終了でのリスニング・ライティング力を確認する 1年時最終のリスニング力等を確認する。英語でプレゼンテーションを行うことができる。
16週 学年末試験 後期期末期の学習習熟度を確認する。                    

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験小テスト提出物合計
総合評価割合751510100
評価項目(1)205227
評価項目(2)205227
評価項目(3)205328
評価項目(4)150318