電子回路Ⅱ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 電子回路Ⅱ
科目番号 211233 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 設計のための基礎電子回路 森北出版 著者:辻正敏
担当教員 辻 正敏

到達目標

電子回路の基礎であるダイオ-ド,トランジスタを理解し,それらの素子を用いた回路の動作と計算方法を学習する。さらにオペアンプを用いた各種回路について学習し,電子回路に関する基礎を修得することを目的とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1トランジスタ回路を設計できるトランジスタの回路を理解できるトランジスタの回路を理解できない
評価項目2オペアンプ回路を設計できるオペアンプの回路を理解できるオペアンプの回路を理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
半導体回路の特徴やダイオード回路,トランジスタ回路の解析手法を学ぶ。特に近似特性を用いた解析方法は重要であり,多くの演習問題を解いて確実に解けるようにする。スイッチング回路,トランジスタ増幅回路,オペアンプ増幅回路,コンパレータによる比較回路など,基礎でありかつ重要となる回路の解説を行う。
授業の進め方・方法:
教科書の章末問題を解きながら,半導体の特性や非線形回路のしくみや解析方法を解説する.
注意点:
電気回路基礎と電子回路Ⅰの知識を必要とします。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
4.1 hパラメータ
章末問題が解ける
2週 4.2 等価回路 章末問題が解ける
3週 4.2 等価回路 章末問題が解ける
4週 4.3 デシベル計算 章末問題が解ける
5週
4.4 自己バイアス増幅回路
章末問題が解ける
6週 4.5 電流帰還バイアス増幅回路 章末問題が解ける
7週 5.1 オペアンプの基本動作
5.2 電圧比較回路
章末問題が解ける
8週 中間テスト
テスト返却と解説
4thQ
9週 5.3 非反転増幅回路 章末問題が解ける
10週
5.4 反転増幅回路
章末問題が解ける
11週
5.5 加算回路と減算回路
章末問題が解ける
12週 6.1 同相入力電圧範囲 章末問題が解ける
13週 6.2 単電源動作非反転増幅回路
章末問題が解ける
14週 6.3 単電源動作の反転増幅回路 章末問題が解ける
15週 6.4 コンバータ(タイマー回路) 章末問題が解ける
16週 期末テスト
テスト返却と解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00