社会科学Ⅰ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 社会科学Ⅰ
科目番号 221037 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書は使用しない。教材はPDF等でTeamsで配信する予定である。
担当教員 田口 淳,村山 聡

到達目標

極端気象が日常化した現在、脱炭素化に向けた科学技術への期待が大きい。科学技術が先導するグローバル社会において、市場経済社会は今後どこに向かうのか。基本的人権・民主主義を基軸に種々の映像を活用して共に考えてみたい。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1具体的な国家の役割に関して自らの考えを正当に論述することができる。国家の役割に関する基礎知識を有している。国家の役割に関する基礎知識を有していない。
評価項目2日本社会の将来像に関して科学技術との関連で一定の評価をすることができる。時代と共に変換する日本社会に関する基礎知識を有している。日本社会の問題点とその時代的な変化を理解できていない。
評価項目3グローバル社会の問題点を明確にし、今後の地球環境に資する方策について議論をすることができる。グローバル社会の特徴に関する基礎知識を有している。グローバル社会の特徴を理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現代社会は経済社会と言っても過言ではないほど、国家レベルでは経済政策が主要な位置を占めている。さらに「市場」を重視した経済政策は、勝者と敗者が生まれる経済競争のなかで様々な困難に直面している。さらに人間社会は地球環境をも変化させるほどに拡大し、気候変動対策も不可欠である。それに追い討ちをかけるようにコロナ禍で社会の在り方あるいは人と人との親密な関係性においても、様々な挑戦にさらされているのが現状である。
1. そもそも市場経済とは何か。なぜ商品は存在するのか。なぜ人は働くのか。なぜ人は子どもの時に親や保護者に養ってもらうのか。なぜいつか人は引退をしなければならないのか。なぜ人は結婚するのか。なぜ人には教育が必要なのか。
2. 現在の社会関係における「経済」の意味と意義を理解することを通して、基本的人権や民主主義の意義を改めて考えてみたい。
授業の進め方・方法:
1. 授業の到達目標に沿った的確な映像資料を駆使して、社会現象特に経済現象の基本を知る。
2. 映像資料から社会の諸要素を抽出することを通して、現実の社会における分析手法を習得する。
3. 授業の共通基盤としての映像資料に基づき、自らの関心に合わせて個別に新たな資料を見つけ出し理解を深めると同時に、少人数での討議を通して、さらに新たな論点に気づき、自ら主体的に社会を学習できる継続性を習得する。
注意点:
受け身で講義を聞くと言うのではなく、授業に積極的に参加し、与えられた課題に真摯に対応することが求められる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス:授業内容の概要
国家はなぜ存在するのか(1):新聞、雑誌、インターネットからの情報収集に関する方法
自らの関心を探る。
2週 国家はなぜ存在するのか(2):各自で情報を収集する方法を学ぶ。映像視聴(1) 個別具体的な情報を収集する。
3週 国家はなぜ存在するのか(3):収集した情報を伝える。映像視聴(2) 収集した情報を伝えることを通して、自らの関心の社会現象としての意味を理解する。
4週 国家はなぜ存在するのか(4):収集した情報の意味を考える。新たな情報収集を行う。映像視聴(3) 新たな情報収集を通して、選択した社会情報についての理解を深める。
5週 国家はなぜ存在するのか(5):討議とまとめ 少人数での討議と発表を通して、レポート作成の方法を習得し、レポート作成のための準備とする。
6週 時代の変化をどのように理解するか(1):長い19世紀の日本を知ることを通して、現代社会の問題点を理解する。映像視聴(1) 日本社会に関する自らの関心を探る。
7週 時代の変化をどのように理解するか(2):現代日本を形作っている構成要素の基本を知る。映像視聴(2) 日本における社会問題の個別具体的な情報を収集する。
8週 時代の変化をどのように理解するか(3):現代日本の将来を生み出す起動力を探る。映像視聴(2) 日本における社会問題に関して、収集した情報を伝えることを通して、自らの関心の社会現象としての意味を理解する。
2ndQ
9週 時代の変化をどのように理解するか(4):現代日本の将来を生み出す上での科学技術の意味を考える。映像視聴(3) 日本社会の現状に関する新たな情報収集を通して、選択した社会情報についての理解を深める。
10週 時代の変化をどのように理解するか(5):討議とまとめ 少人数での討議と発表を通して、レポート作成の方法を習得し、レポート作成のための準備とする。
11週 グローバル社会をどのように理解するか(1):グローバル社会の誕生は何に起因するのかを考える。映像視聴(1) 日本社会に関する自らの関心を探る。
12週 グローバル社会をどのように理解するか(2):グローバル社会を形作っている構成要素の基本を知る。映像視聴(2) 日本における社会問題の個別具体的な情報を収集する。
13週 グローバル社会をどのように理解するか(3):グローバル社会の将来を生み出す起動力を探る。映像視聴(2) 日本における社会問題に関して、収集した情報を伝えることを通して、自らの関心の社会現象としての意味を理解する。
14週 グローバル社会をどのように理解するか(4):グローバル社会の将来を生み出す上での科学技術の意味を考える。映像視聴(3) 日本社会の現状に関する新たな情報収集を通して、選択した社会情報についての理解を深める。
15週 グローバル社会をどのように理解するか(5):討議とまとめ 少人数での討議と発表を通して、レポート作成の方法を習得し、レポート作成のための準備とする。
16週 期末試験はレポート提出に振り替える。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力200000020
専門的能力2010000030
分野横断的能力4010000050