校外実習

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 校外実習
科目番号 221249 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 実習先の企業にて準備される。
担当教員 山本 雅史

到達目標

企業等へのインターンシップに積極的に参加し,電気電子・情報通信分野の技術動向を把握する。
また,実習での製造技術や製品管理等において習得した専門知識がどのように活かされているかを確認し,実務体験を通じて技術者としてのコミュニケーション能力や倫理観の必要性について考えるとともに次年度の進路選択に役立てる。
さらに,実習で得た経験や感想を報告書にまとめ報告会にて説明できる能力を育む。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
技術動向の把握種々の情報を基に,自主的に企業を決定し、選択理由や実習に対する抱負を記述できる。実習企業の選択理由や実習に対する抱負を記述できる。実習企業の選択理由や実習に対する抱負を記述できない。
コミュニケーション能力や倫理観の育成実習担当者とコミュニケーションを図りながら,今までの学習成果を活かして実習を進めることができる。実習担当者とコミュニケーションを図りながら,指導の下で実習を進めることができる。実習担当者とコミュニケーションを図りながら,指導の下で実習を進めることができない。
報告書作成計画的かつ自発的に実習内容等を報告書にまとめ,発表資料を作成することができる。期日までに実習内容等を報告書にまとめたり,発表資料を作成することができる。期日までに実習内容等を報告書にまとめたり,発表資料を作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
企業等へのインターンシップに積極的に参加し,電気電子・情報通信分野の技術動向を把握する。
また,実習での製造技術や製品管理等において習得した専門知識がどのように活かされているかを確認し,実務体験を通じて技術者としてのコミュニケーション能力や倫理観の必要性について考えるとともに次年度の進路選択に役立てる。
さらに,実習で得た経験や感想を報告書にまとめ報告会にて説明できる能力を育む。
授業の進め方・方法:
夏期休暇を利用して,企業にて30時間以上の実習を行う。実習内容については,受け入れ先の実習教育担当者の計画,指導に従う。実習終了後,実習報告書を提出し,報告会での発表を義務付ける。
注意点:
下記の記載は、授業実施内容・到達目標を項目ごとに記載しており週ごとの実施内容・到達目標ではない。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習先企業を決定し,選択理由書を提出する。 種々の情報を基に,自主的に企業を決定し、実習企業の選択理由書や実習に対する抱負を記述できる。
2週 「傷害保険契約書」,「インターンシップ申込書」,「誓約書・承諾書」の書類を提出する。 速やかに必要書類を作成し,提出できる。
3週 受入れ企業の実習計画に従い実習を行う。 実習担当者の指導に従い,今までの学習成果を生かして実習を行うことができる。
4週 受入れ企業の実習計画に従い実習を行う。 分からない点があれば実習担当者に聞き,技術動向を把握できる。
5週 実習終了後は「インターンシップ報告書」を作成し,担任に提出する。 実習内容等を報告書にまとめ,発表資料を作成することができる。
6週 インターンシップ報告会において,実習内容等を報告する。 決められた発表時間内に,実習内容や成果を発表することができる。
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史社会における技術者の役割と責任を説明できる。3前1,前3,前4,前5,前6
情報技術の進展が社会に及ぼす影響、個人情報保護法、著作権などの法律について説明できる。3前1,前3,前4,前5,前6
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。3前1,前3,前4,前5,前6
技術者の社会的責任、社会規範や法令を守ること、企業内の法令順守(コンプライアンス)の重要性について説明できる。3前1,前3,前4,前5,前6
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3前1,前3,前4,前5,前6
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3前1,前3,前4,前5,前6
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
目標の実現に向けて計画ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
企業には社会的責任があることを認識している。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3前1,前2,前3,前4,前5,前6
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6

評価割合

書類作成内容報告書発表合計
総合評価割合304030100
技術動向の把握30101050
コミュニケーション能力や倫理観の育成0201030
報告書作成0101020