プレ研究Ⅰ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 プレ研究Ⅰ
科目番号 243105 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義・実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材
担当教員 山本 雅史

到達目標

1. 解決すべき課題をチームで協力して発見し,提案性のある目標を助言を得ながら設定することができる
2. 目標達成するための計画を立て,チームメンバーからの情報を収集・整理して具体的な課題解決策を助言を得ながら提案することができる
3. チームでの調査や実験等で得られたエビデンスをもとに発表資料を制作し,成果を発表することができる
4. 発表資料やエビデンスを再構築し,提案書を作成することができる
5. チームメンバーで役割を分担して協働することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
問題発見と解決力解決すべき課題をチームで協力して発見し,提案性のある目標を助言を得ながら設定することができる.チームで設定した解決すべき課題と目標を説明することができる.チームで設定した解決すべき課題と目標を説明することができない.
実現力目標達成するための計画を立て,チームメンバーからの情報を収集・整理して具体的な課題解決策を助言を得ながら提案することができる.チームで立てた目標達成のための計画と具体的な課題解決策を説明することができる.チームで立てた目標達成のための計画と具体的な課題解決策を説明することができない.
コミュニケーション能力チームでの調査や実験等で得られたエビデンスをもとに発表資料を制作し,成果を発表することができる.チームメンバーとして発表資料制作に貢献し,成果を発表することができる.チームメンバーとして発表資料制作に貢献し,成果を発表することができない.
知識獲得能力発表資料やエビデンスを再構築し,提案書を作成することができる.発表資料やエビデンスの再構築に協力し,提案書の作成に貢献することができる.発表資料やエビデンスの再構築に協力し,提案書の作成に貢献することができない.
組織的行動能力チームメンバーとして役割を分担して協働することができる.チームメンバーとして分担した役割を果たすことができる.チームメンバーとして分担した役割を果たすことができる.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
地域社会や企業から提供された問題について,学生がプロジェクトチームを組み,主体的に問題解決に取り組む.学生はこの過程において,組織や地域社会の中で多様な人々とともに仕事をしていくために必要な基礎的な能力を身につける.
授業の進め方・方法:
1~3年の学年・学科横断でチームを組み,地域社会や企業から提供された問題を解決するための提案書を作成する.
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,チームビルディング チームメンバー全員が目的を共有できる.
2週 チームビルディング チームメンバー全員が目的を共有できる.
3週 課題設定のための企業見学 主体的に情報を収集し,解決すべき課題をチームで協力して発見することができる.
4週 課題設定のための企業見学 主体的に情報を収集し,解決すべき課題をチームで協力して発見することができる.
5週 ビジョンとゴールの設定(チーム活動) 提案性のあるゴールをチームで協力して設定することができる.
6週 ビジョンとゴールの設定(チーム活動) 提案性のあるゴールをチームで協力して設定することができる.
7週 ビジョンとゴールの発表(プレゼン) ビジョンとゴールをわかりやすく伝えることができる.
8週 ビジョンとゴールの発表(プレゼン) ビジョンとゴールをわかりやすく伝えることができる.
2ndQ
9週 情報収集と計画立案(チーム活動) 目標達成のための計画をチームで協力して立てることができる.
10週 情報収集と計画立案(チーム活動) 目標達成のための計画をチームで協力して立てることができる.
11週 情報収集と計画立案(チーム活動) 目標達成のための計画をチームで協力して立てることができる.
12週 情報収集と計画立案(チーム活動) 目標達成のための計画をチームで協力して立てることができる.
13週 情報収集と計画立案(チーム活動) 目標達成のための計画をチームで協力して立てることができる.
14週 解決策の提案(プレゼン) 課題の解決策をチームで協力して提案することができる.
15週 解決策の提案(プレゼン) 課題の解決策をチームで協力して提案することができる.
16週
後期
3rdQ
1週 調査,制作,実験,分析(チーム活動) 調査や実験などにより必要なエビデンスを得ることができる.
2週 調査,制作,実験,分析(チーム活動) 調査や実験などにより必要なエビデンスを得ることができる.
3週 調査,制作,実験,分析(チーム活動) 調査や実験などにより必要なエビデンスを得ることができる.
4週 プレゼン準備(チーム活動) チームメンバーで協力してプレゼン資料を作成することができる.
5週 プレゼン準備(チーム活動) チームメンバーで協力してプレゼン資料を作成することができる.
6週 成果発表(プレゼン) チームで協力して成果を発表することができる.
7週 成果発表(プレゼン) チームで協力して成果を発表することができる.
8週 再構築(チーム活動) チームで協力して発表資料やエビデンスを再構築することができる.
4thQ
9週 再構築(チーム活動) チームで協力して発表資料やエビデンスを再構築することができる.
10週 成果物(提案書)の作成(チーム活動) チームで協力して他者の役に立つ提案書を作成することができる.
11週 成果物(提案書)の作成(チーム活動) チームで協力して他者の役に立つ提案書を作成することができる.
12週 成果物(提案書)の提出 提案書を決められた期日までに提出することができる.
13週 成果物(提案書)の提出 提案書を決められた期日までに提出することができる.
14週 成果物(提案書)の相互評価 各チームの提案書を客観的に評価することができる.
15週 成果物(提案書)の相互評価 各チームの提案書を客観的に評価することができる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能コミュニケーションスキルコミュニケーションスキル他者の考えや主張を理解するために、相手を尊重し配慮する態度をとることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
多様な他者との間で良好な人間関係を形成するための行動ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
チームワークとリーダーシップチームワークとリーダーシップチーム活動において意見の相違や対立を踏まえて合意形成に向けて行動できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
チームの協働関係の形成、維持、向上を促すための行動ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
チーム活動の目標共有を図り、目標達成に向けた行動を実践し、また、チームの協働を促進するための行動ができる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
情報収集・活用・発信力情報収集・活用・発信力ディジタルツールを含む種々の手段や各種メディアを活用し、情報を収集できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
信頼性・妥当性・有効性などを考慮しながら情報を検証・評価できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
課題発見力・問題解決力課題発見力・問題解決力現状を分析した上で、実現すべき理想との乖離(ギャップ)の中に含まれる課題を把握できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
問題の解決、理想の実現のために達成すべき目標を設定し、また、具体的な行動案を検討できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
基盤的資質・能力自己理解自己理解自分の経験や活動を振り返り、自分の考え方や価値観などを認知できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
自己理解に基づき必要な対応や行動を検討できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
主体性主体性自分が果たすべき役割や行動について認識できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
自分が果たすべき役割や行動を実践できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
倫理観倫理観自分の判断や行動、及びそれらがもたらす結果や影響について、倫理的観点から検討、評価できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
自分の判断や行動の基盤となる倫理観を振り返り、表現できる。3前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16

評価割合

プレゼン計画書提案書相互評価合計
総合評価割合30104020100
問題発見と解決力0010010
実現力0510015
コミュニケーション能力3000030
知識獲得能力00101020
組織的行動能力05101025