英語ⅠB

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語ⅠB
科目番号 1124 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械電子工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 My Way Logic and Expression Ⅰ, Workbook (三省堂);究極の英単語 Vol. 1(アルク);キーフレーズでがっちり身につける会話できる英文法第特訓(Jリサーチ出版);英文法入門10題ドリル(駿台文庫);英文法基礎10題ドリル(駿台文庫)
担当教員 森下 二郎

到達目標

英語の基本構造である動詞の文型、品詞・句と節の理解、そして単語の増強を通じて、CEFR A2-B1(英検準2級-2級、TOEIC350-600)に相当する英文を理解・産出することができる。
ICT(Information and Communication Technology)を積極的に用い情報収集に必要な知識を獲得し、扱うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1(英語能力)A2-B1レベルの英文の内容を理解・産出できる。A2レベルの英文の内容を理解・産出できる。A2レベルの英文の内容の理解・産出が難しい。
評価項目2(課題)課題を完全な形で提出。課題を一部不完全な形で提出。課題を全く行わず提出もしくは未提出。
評価項目3(自立学習能力)授業外で積極的に英語で情報を収集する。 資格試験に取り組む。授業外で英語で情報を収集する。授業外では全く英語と触れ合わない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D-(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
英語獲得において大量の理解可能なインプットが何より大事だと説くインプット仮説に基づき、英文読解能力の向上を中心とする。
動詞の5文型、品詞・句と説という英文の基本構造を理解すると同時に、時制、助動詞、受動態、不定詞、動名詞、分詞、比較表現、仮定法などの文法も学んでいく。文法と同時に単語増強も図る。総合的に、英文読解力を鍛えアウトプットを含む全ての言語活動に必要な大量の「理解可能なインプット」を取り込む下地をつける。映画鑑賞や自由読書の時間を設け、理解可能なインプットもしていく。
授業の進め方・方法:
テキスト「My May Logic and Expression」に沿って授業を進めると同時に、適宜プリントを配布し英語の基本構造の理解を図っていく。英語で情報を収集することに慣れを促進するため各自持参してきてもらった英語の読み物を読む時間をとる。日本のアニメの北米版を鑑賞する時間を設ける。他に、学生はブックレコードの作成をしてもらう。
注意点:
電子辞書またはタブレットを準備し各自で単語を調べられるようにしておくこと。スマートフォンの使用は認めない。
ICT利用学習を行うためタブレットまたはラップトップがある方が良い。
遅れて進む学生には、定期試験などの結果を分析しつつ、適宜、個別に適切な課題を与える。
授業外で課題と単語を学習する必要がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション(テキストの使い方や授業の進め方について説明する); 電子機器の使い方; Lesson 1 Part 1 授業に取り組む準備ができる。
2週 英語の基本構造1回目(総覧); 自由読書 現在形(be動詞)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
3週 Lesson 1 Part 2;英語の基本構造2回目(品詞と英文の要素); 自由読書 現在形(do動詞)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
4週 Lesson 2 Part 1;英語の基本構造3回目(動詞の文型 Part 1, 第1文型);自由読書 過去形(be動詞、do動詞)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
5週 Lesson 2 Part 2;英語の基本構造4回目(動詞の文型 Part 1, 第3文型);自由読書 現在進行形・過去進行形を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
6週 Lesson 3 Part 1;英語の基本構造5回目(動詞の文型 Part 1, 第1&3文型まとめ);自由読書 未来表現(will, be goin to)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
7週 Lesson 3 Part 2;英語の基本構造6回目(動詞の文型 Part 1, 第2文型);自由読書 基本時制のまとめ、それらを含んだ英文を読解・産出することができる
8週 中間試験 前期中間テストまでの学習熟度を確認する。
2ndQ
9週 Lesson 4 Part 1;英語の基本構造7回目(動詞の文型 Part 2, 第4文型);自由読書 現在完了形(1)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
10週 Lesson 4 Part2;英語の基本構造8回目(動詞の文型 Part 2, 第5文型);自由読書 現在完了形(2)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
11週 Lesson 5 Part 2;英語の基本構造9回目(動詞の文型 Part 2, 受動態);自由読書 受動態を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
12週 Lesson 5 Part 1;映画鑑賞 助動詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
13週 英語の基本構造10回目(基本動詞・句動詞);映画鑑賞 基本動詞・句動詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
14週 英語の基本構造11回目(前置詞);映画鑑賞 前置詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
15週 前期の復習 前期で習った内容を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
16週 期末試験 前期期末テストまでの学習熟度を確認する。
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション;英語の基本構造の復習と予習 オリエンテーションを行い、授業の進め方を把握する。後期の学習内容の全体像を提示し、学生の目的意識を高める。
2週 Lesson 7 Part I;英語の基本構造13回目(動詞の変化利用、動名詞);自由読書 動名詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
3週 Lesson 6 Part I;英語の基本構造14回目(動詞の変化利用、不定詞[名詞的、形容詞的用法]);自由読書 不定詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
4週 Lesson 6 Part 2;;英語の基本構造15回目(動詞の変化利用、不定詞[副詞的用法]);自由読書 不定詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
5週 Lesson 7 Part2;英語の基本構造16回目(動詞の変化利用、分詞);自由読書 分詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
6週 Lesson 8 Part1;映画鑑賞 比較を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
7週 Lesson 8 Part2;映画鑑賞 比較を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
8週 後期中間試験 後期中間テストまでの学習習熟度を確認する。
4thQ
9週 英語の基本構造17回目(名詞・名詞句・名詞節);自由読書 名詞・名詞句・名詞節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
10週 英語の基本構造18回目(名詞・名詞句・名詞節);自由読書 名詞・名詞句・名詞節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
11週 Lesson 9 Part1;英語の基本構造19回目(形容詞・形容詞句・形容詞節);自由読書 形容詞・形容詞句・形容詞節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。関係代名詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
12週 Lesson 9 Part2;自由読書 関係代名詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
13週 Lesson 10 Part 1;英語の基本構造20回目(形容詞・形容詞句・形容詞節);自由読書 関係副詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
14週 英語の基本構造21回目(副詞・副詞句・副詞節);自由読書 副詞・副詞句・副詞節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
15週 Lesson 10 Part2;自由読書 仮定法を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
16週 後期期末試験 後期期末テストまでの学習習熟度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前13,前14,前15,後6,後7
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前13,前14,前15,後6,後7
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前13,前14,前15,後6,後7
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前13,前14,前15,後6,後7
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験課題自立学習能力合計
総合評価割合551530100
評価項目1(英語能力)550055
評価項目2(課題)015015
評価項目3(自立学習能力)003030