概要:
1.技術を通して社会との関わりを考えることができる。
2.力や運動の法則の概念を具体例に適用できる。
3.質点および剛体の運動を運動方程式で表わし,系の挙動を分析できる。
4.1自由度および2自由度系の振動現象を数式で表わし,系の挙動を分析できる。
5.連続体の振動現象を数式で表わし,系の挙動を分析できる。
授業の進め方・方法:
教科書および配布プリントによる講義と例題の演習を中心にして進める。簡単な予習と,演習問題を中心とした復習が必要である。
注意点:
毎時間課す基礎的な演習問題を中心とした復習をもとに,力学の基本的な考え方を理解することが必要である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 速度と加速度の概念を説明できる。 | 4 | 前1,前2 |
物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。 | 4 | 前1,前2 |
運動方程式を用いた計算ができる。 | 4 | 前1,前2,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
簡単な運動について微分方程式の形で運動方程式を立て、初期値問題として解くことができる。 | 4 | 前1,前2,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
運動の法則について説明できる。 | 4 | 前1,前2,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
周期、振動数など単振動を特徴づける諸量を求めることができる。 | 4 | 前3,前4,前5,前6,前7,前9,前10,前11 |
単振動における変位、速度、加速度、力の関係を説明できる。 | 4 | 前3,前4,前5,前6,前7 |
波動 | 波の振幅、波長、周期、振動数、速さについて説明できる。 | 4 | 前3,前4,前5,前6,前7,前12,前13,前14,前15 |
横波と縦波の違いについて説明できる。 | 4 | 前14,前15 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 力学 | 振動の種類および調和振動を説明できる。 | 4 | 前3,前4,前5 |
不減衰系の自由振動を運動方程式で表し、系の運動を説明できる。 | 4 | 前3,前4 |
減衰系の自由振動を運動方程式で表し、系の運動を説明できる。 | 4 | 前5 |
調和外力による減衰系の強制振動を運動方程式で表し、系の運動を説明できる。 | 4 | 前6,前7 |
調和変位による減衰系の強制振動を運動方程式で表し、系の運動を説明できる。 | 4 | 前7 |