概要:
機械系及び電気電子系の実験・実習を行う。
最終評価は実習結果を100%とする。
実習結果の内訳は年間を通じて,機械系50% (作品+報告書),電気電子系50%(報告書のみ)とする。
授業の進め方・方法:
1.実習服を着用し,安全第一で作業を進める。
2.年間の課題を機械と電気電子のパートに分け,機械パートは10人程度の班,電気電子パートは2人1組の(毎回異なる)班に分かれて各パートの課題に取り組み,1年間で一巡する。
3.実習教本または資料を使用し,指導者の指導・監督のもとに作業する。
4.各課題終了後に報告書を作成し,修得した知識・技術を整理する。
注意点:
・実験実習で必要と考えられる,メカトロニクス基礎Ⅰ(電気電子系)で学習した項目(オームの法則,キルヒホッフの法則,電圧・電流の導出方法など)を事前に復習しておくこと。
・授業期間中の実習実施回数が30回に満たない場合,補講期間に不足分の実習を行う。
・この科目は指定科目であり,この科目の単位修得が進級要件となるので,必ず修得すること。
・実験系科目であるので,再試験および単位追認試験の対象にはならない。
・全ての実習に出席し,全ての課題に取り組むことを原則とする。
・やむを得ない事情があり欠席する場合は,必ず学担任または学務係に連絡をして,登校後に速やかに担当教員のもとに相談に来ること。その際,欠席理由を示せるものを教員に提示すること。
・無断欠席や正当な理由がない欠席の回の得点は原則ゼロとする。
・正当な理由があれば,補講を行うことがある。
・報告書における不正(データの盗用・改ざん,文面の丸写し等)が発覚した場合は当該部分の得点をゼロとする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1.総説 (3) (1) 工作実習の意義 (2) 安全教育 (3) 実習報告書の書き方 (4) 実習場所の確認 ・実験実習行う際の5S (整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を知っている。 |
・実験実習行う際の5S (整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を知っている。
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2週 |
溶接実習 アーク溶接実習1 |
被覆アーク溶接の基本操作ができる。
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3週 |
溶接実習 アーク溶接実習2 |
被覆アーク溶接の基本操作ができる。
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4週 |
溶接実習 箱の製作および水漏れ試験1 |
溶接で箱を製作し、水漏れ試験ができる。
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5週 |
溶接実習 箱の製作および水漏れ試験2 |
溶接で箱を製作し、水漏れ試験ができる。
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6週 |
3次元加工実習 プログラミング実習 |
簡単なNCプログラムを作ることができる。
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7週 |
3次元加工実習 CAD・CAM実習 |
CAMを使ってNCプログラムを作ることができる。
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8週 |
3次元加工実習 3次元モデルの加工実習 |
加工機を使って3次元加工ができる。
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2ndQ |
9週 |
オームの法則 |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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10週 |
回路計(テスタ) |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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11週 |
電圧降下法による抵抗測定 |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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12週 |
キルヒホッフの法則① |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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13週 |
キルヒホッフの法則② |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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14週 |
ホイートストンブリッジ |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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15週 |
抵抗・LED過電流実験 |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
レポート指導 |
報告書の書き方を知っている。
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2週 |
旋盤実習 ノギス・マイクロメータおよび旋盤の構造と操作法 |
旋盤の基本的操作ができるとともにノギス,マイクロメータを使って測定できる。
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3週 |
旋盤実習 段付きシャフトの作製1 |
端面,全長,外形加工ができる。
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4週 |
旋盤実習 段付きシャフトの作製2 |
溝入れ,テーパー加工ができる。
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5週 |
旋盤実習 段付きシャフトの作製3 |
雄ねじの加工ができる。
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6週 |
仕上げ実習 植込みボルト,ナット,座金の製作1 |
各種製品に必要な材料を切断できる。
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7週 |
仕上げ実習 植込みボルト,ナット,座金の製作2 |
やすり,ボール盤を使って座金を製作できる。
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8週 |
仕上げ実習 植込みボルト,ナット,座金の製作3 |
やすり,ボール盤,タップを使ってナットを製作できる。ダイスを使ってボルトが作製できる。
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4thQ |
9週 |
電圧降下法による抵抗測定(復習) |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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10週 |
電球の電力測定 |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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11週 |
分流器・倍率器 |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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12週 |
ダイオードの静特性 |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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13週 |
交流信号の観測(オシロスコープ) |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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14週 |
交流信号の形成(発信器) |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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15週 |
交流信号の形成と観測(復習) |
・実験指導者に従い,実験を行うことができる。 ・仕様に従ってレポートを書き,期限内に提出することができる。
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16週 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 計測 | 電圧降下法による抵抗測定の原理を説明できる。 | 2 | 前9,前11,後9 |
オシロスコープの動作原理を説明できる。 | 2 | 後13,後15 |
分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 電気・電子系分野(実験・実習能力) | 実験装置・器具・情報機器等を利用して直流や交流の電気的特性を測定できる。 | 3 | 前9,前10,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
実験装置・器具・情報機器等を安全に正しく利用できる。 | 3 | 前9,前10,前12,前13,前14,前15,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
直流回路の電気諸量を測定し、結果を考察できる。 | 3 | 前9,前10,前12,前13,前14,前15,後9,後11,後12 |
交流回路の電気諸量を測定し、結果を考察できる。 | 3 | 後10,後13,後14,後15 |