概要:
各種の静定ばり,不静定ばり,のたわみ,反力が計算できる。
丸棒のねじり問題が解ける。
簡単な問題のひずみエネルギが計算でき,カスティリアーノの定理を用いて問題が解ける。
組合せ応力について、主応力、主面、主軸がを求めることができる。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に授業を進め,下記の項目ごとに解説する。その後に例題・演習を行う。演習問題は各自が授業中あるいは家庭学習として行い,試験期ごとにレポートを課す。
注意点:
4回の定期試験とレポートにより,到達目標に達しているかを判定する。
試験期ごとの評価の重みは,試験90%,レポート10%とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
引張,圧縮,曲げ,ねじりのひずみエネルギ |
・簡単なひずみエネルギの計算ができる。
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2週 |
引張,圧縮,曲げ,ねじりのひずみエネルギ |
・簡単なひずみエネルギの計算ができる。
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3週 |
引張,圧縮,曲げ,ねじりのひずみエネルギ |
・簡単なひずみエネルギの計算ができる。
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4週 |
カスティリアノの定理 |
・カスティリアノの定理を用いて単純な梁のたわみ,反力が計算できる。
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5週 |
カスティリアノの定理 |
・カスティリアノの定理を用いて単純な梁のたわみ,反力が計算できる。
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6週 |
問題演習 |
・カスティリアノの定理を用いて単純な梁のたわみ,反力が計算できる。
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7週 |
問題演習 |
・カスティリアノの定理を用いて単純な梁のたわみ,反力が計算できる。
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8週 |
後期中間試験 |
・簡単なひずみエネルギの計算ができる。 ・カスティリアノの定理を用いて単純な梁のたわみ,反力が計算できる。
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4thQ |
9週 |
垂直応力の組合せ |
・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。 ・主応力、主面、主軸の計算ができる。
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10週 |
垂直応力の組合せ |
・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。 ・主応力、主面、主軸の計算ができる。
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11週 |
垂直応力とせん断応力の組合せ |
・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。 ・主応力、主面、主軸の計算ができる。
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12週 |
垂直応力とせん断応力の組合せ |
・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。 ・主応力、主面、主軸の計算ができる。
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13週 |
モールの応力円 |
・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。 ・主応力、主面、主軸の計算ができる。
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14週 |
問題演習 |
・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。 ・主応力、主面、主軸の計算ができる。
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15週 |
材料力学と技術者倫理 |
・材料力学の分野における技術者の責任について説明することができる。
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16週 |
後期末試験 |
・斜断面の垂直応力とせん断応力が計算できる。 ・主応力、主面、主軸の計算ができる。 ・材料力学の分野における技術者の責任について説明することができる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 物理 | 弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | 後1,後2,後3,後6,後7,後8 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 力学 | ねじりを受ける丸棒のせん断ひずみとせん断応力を計算できる。 | 3 | |
丸棒および中空丸棒について、断面二次極モーメントと極断面係数を計算できる。 | 3 | |
軸のねじり剛性の意味を理解し、軸のねじれ角を計算できる。 | 3 | |
各種のはりについて、たわみ角とたわみを計算できる。 | 3 | |
二軸応力について、任意の斜面上に作用する応力、主応力と主せん断応力をモールの応力円を用いて計算できる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12,後13,後14,後16 |
部材が引張や圧縮を受ける場合のひずみエネルギーを計算できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後6,後7,後8 |
部材が曲げやねじりを受ける場合のひずみエネルギーを計算できる。 | 3 | 後1,後2,後3,後6,後7,後8 |
カスティリアノの定理を理解し、不静定はりの問題などに適用できる。 | 3 | 後4,後5,後6,後7,後8 |