統計解析

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 統計解析
科目番号 244160 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械電子工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 石村貞夫,石村光資郎,入門はじめての多変量解析、東京図書、 ISBN 978-4489020001
担当教員 徳永 秀和

到達目標

多変量解析(重回帰分析,主成分分析,因子分析,判別分析,クラスター分析,数量化Ⅰ類)の計算の仕組みと,解析結果の解釈について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1重回帰分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について詳しく説明できる。重回帰分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できる。重回帰分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できない。
評価項目2主成分分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について詳しく説明できる。主成分分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できる。主成分分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できない。
評価項目3因子分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について詳しく説明できる。因子分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できる。因子分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できない。
評価項目4判別分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について詳しく説明できる。判別分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できる。判別分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できない。
評価項目5クラスター分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について詳しく説明できる。クラスター分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できる。クラスター分析について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できない。
評価項目6数量化Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ類について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について詳しく説明できる。数量化Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ類について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できる。数量化Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ類について,計算の仕組みと,解析結果の解釈について概略を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-(2) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
多変量解析(重回帰分析,主成分分析,因子分析,判別分析,クラスター分析,数量化Ⅰ類)の計算の仕組みと解析結果の解釈を講義と演習により修得する。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って講義を行う。電卓とEXCELによる計算演習を行う。
注意点:
この科目は学修単位のため,授業外学習として授業内容についてのレポート課題を課す。このレポートを評価割合に示すように成績の評価に用いる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス,多変量解析の概要 多変量解析の全体像を説明できる
2週 重回帰分析 重回帰分析の計算の仕組みを説明できる。
3週 重回帰分析 重回帰式の評価方法を説明できる
4週 重回帰分析 重回帰分析の検定方法を説明できる。
5週 主成分分析 主成分分析の計算の仕組みを説明できる。
6週 主成分分析 主成分の解釈の仕方を説明できる。
7週 主成分分析 分散の最大化による求め方を説明できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 因子分析 因子分析の計算の仕組みを説明できる。
10週 因子分析 因子の回転について説明できる。
最尤法について説明できる
11週 判別分析 線形判別関数による判別分析について説明できる。
12週 判別分析 マハラノビスの距離による判別分析について説明できる。
13週 クラスター分析 クラスター分析の計算の仕組みを説明できる。
14週 クラスター分析 クラスター分析をデータに適用することができる。
15週 数量化Ⅰ類 数量化Ⅰ類の計算の仕組みを説明できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。3後2

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合70000300100
知識の基本的な理解4000010050
専門的理解3000020050