到達目標
1.論理的な文章の構成や展開を的確に捉えてその論旨をまとめ,それに対して自分の意見を述べることができる。
2.文学的な文章を読み,登場人物の行動や心理を表現に即して捉え,主題をまとめることができる。
3.作品の時代背景とともに文学表現を捉えることができる。
4.作品を通して社会や個人にかかわる問題意識を持ち、論述できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 論理的な文章の構成や展開を的確に捉えて論旨をまとめることができ,それに対して自分の意見を述べることができる。 | 論理的な文章の構成や展開を的確に捉えてその論旨をまとめることができる。 | 論理的な文章の構成や展開を的確に捉えることができない。 |
評価項目2 | 文学的な文章を読み,登場人物の行動や心理を表現に即して捉えて主題をまとめ,読み味わうことができる。 | 文学的な文章を読み,登場人物の行動や心理を表現に即して捉え,主題をまとめることができる。 | 文学的な文章を読み,登場人物の行動や心理を表現に即して捉えることができず,主題をまとめることができない。 |
評価項目3 | 作品と時代背景の関係を捉えたうえで、作品解釈をすることができる。 | 作品と時代背景を関連づけて述べることができる。 | 作品と時代背景を関連づけて述べることができない。 |
評価項目4 | 作品を通して社会や個人にかかわる問題意識を持ち、明確に論述できる。 | 作品を通して社会や個人にかかわる問題を提示することができる。 | 作品を通して社会や個人にかかわる問題を提示することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
論理的な文章や,文学的な文章など種々の文章を読むことで,読解力を養い,また作者の独特な感性やものの見方を学ぶことで現在を生きる自分の生き方を見つめ直すことができよう。また,作品を通じて過去の時代に対する視点を持つことで,現代社会への視野も広がるはずである。それらを踏まえて以下のような到達目標を掲げる。
1.論理的な文章の構成や展開を的確に捉えてその論旨をまとめ,それに対して自分の意見を述べることができる。
2.文学的な文章を読み,登場人物の行動や心理を表現に即して捉え,主題をまとめることができる。
3.作品の時代背景とともに文学表現を捉えることができる。
4.作品を通して社会や個人にかかわる問題意識を持ち,論述できる。
授業の進め方・方法:
・講義形式を基本とするが,作品に関して意見を発表したり,討論を行ったりすることがある。
・事前学習:作品を中心にプリントを配布するので,次回の授業までに必ず読み、作品についての見解を用意してくること。
・事後学習:作品についてのリアクションペーパーの提出を求める。
注意点:
・本科目の単位は高等専門学校設置基準第17条4項により認定される。1単位当たり45時間の学修により単位認定を行う。
・オフィスアワーは月曜日放課後とする。
・最終成績は,提出物30%,試験70%として2回の試験の平均点を最終成績とする。
・提出物は毎回のショートペーパー(作品への感想や意見)とする。初回から提出点をつけるので注意すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
・ガイダンス 作品と時代背景
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作品と時代背景の結びつきを理解する。
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2週 |
近代の文学作品を読む(1) |
・作品を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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3週 |
近代の文学評論を読む |
・評論を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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4週 |
近代の文学作品を読む(2) |
・作品を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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5週 |
近代の文学作品を読む(3) |
・作品を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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6週 |
近代の文学作品を読む(4) |
・作品を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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7週 |
近代の文学作品を読む(5) |
・作品を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
・試験返却・解説 戦後の文学作品を読む(1) |
・作品を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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10週 |
戦後の文学評論を読む |
・評論を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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11週 |
戦後の文学作品を読む(2) |
・作品を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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12週 |
戦後の文学作品を読む(3) |
・作品を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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13週 |
戦後の文学作品を読む(4) |
・作品を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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14週 |
戦後の文学作品を読む(5) |
・作品を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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15週 |
戦後の文学作品を読む(6) |
・作品を読解する。 ・提示されている問題について意見を述べることができる。
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16週 |
後期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。 | 3 | |
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。 | 3 | |
専門の分野に関する用語を思考や表現に活用できる。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
評価項目1 | 10 | 15 | 25 |
評価項目2 | 10 | 15 | 25 |
評価項目3 | 25 | 0 | 25 |
評価項目4 | 25 | 0 | 25 |