数学ⅢA

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 数学ⅢA
科目番号 191014 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建設環境工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 佐藤 文敏

到達目標

1.関数の展開の基礎理論を習得し,関連する問題を解くことができる。                                                       2.微分方程式の基礎理論を習得し,関連する問題を解くことができる。                                                                  3.線形写像と対角化

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1関数の展開の基礎理論に関する問題を解くことができる。関数の展開の基礎理論に関する簡単な問題を解くことができる。関数の展開の基礎理論に関する問題を解くことができない。
評価項目2典型的な微分方程式を解くことができる。簡単な微分方程式を解くことができる。微分方程式を解くことができない。
評価項目3線形変換に関する問題を解くことができ,行列の対角化を求めることができる。線形変換に関する簡単な問題を解くことができ,行列の対角化を求めることができる。線形変換に関する問題を解くことができず,行列の対角化を求めることもできない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この教科では,関数の展開,微分方程式,線形写像と対角化について基礎的な内容を学習する。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って基礎事項と例題を解説した後,各自練習問題等を解くという形式で講義する。適宜,レポート等を課す。
注意点:
予習・復習すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,関数の展開 基本的な関数のマクローリン展開することができる。
2週 関数の展開 さまざまな関数のマクローリン展開することができる。
3週 線形微分方程式の一般論 線形微分方程式の一般論を理解する。
4週 定数係数斉次線形微分方程式 定数係数斉次線形微分方程式が解ける。
5週 定数係数線形微分方程式 定数係数線形微分方程式が解ける。
6週 定数係数線形微分方程式 さまざまな定数係数線形微分方程式が解ける。
7週 復習,中間試験
8週 線形変換の定義 線形変換の定義と概念を理解する。
2ndQ
9週 線形変換の基本性質 線形変換による図形の像を求めることができる。
10週 合同変換と逆変換 合同変換と逆変換の概念を理解し,それらを行列を用いて記述できる。
11週 固有値と固有ベクトル 固有値と固有ベクトルの計算ができる。
12週 行列の対角化 簡単な行列の対角化を求められる。
13週 行列の対角化 行列の対角化可能の条件を理解して計算することができる。
14週 対称行列の直交行列による対角化 直交行列を用いて対称行列の対角化ができる。
15週 対角化の応用 対角化を用いて正方行列のn乗を求めることができる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000