化学Ⅱ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 化学Ⅱ
科目番号 191019 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建設環境工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 化学 数研出版 (104 数研 化学/306)
担当教員 岡野 寛,立川 直樹

到達目標

理論化学では、気体と熱に関する法則を理解し、関連した問題を解くことができる。
無機化学では、代表的な物質の特徴・用途を理解し、関連した問題を解くことができる。
有機化学では,有機化合物の特徴・用途を理解し、関連した問題を解くことができる。
沈殿・ろ過・気体発生の実験を理解し、関連した実験がができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1理論化学では、気体と熱に関する法則を理解し、関連した問題を解くことができ、種々の化学の現象に適用できる。理論化学では、気体と熱に関する法則を理解し、関連した問題を解くことができる。理論化学では、気体と熱に関する法則を理解できず、関連した問題を解くことができない。
評価項目2無機化学では、代表的な物質の特徴・用途を理解し、関連した問題を解くことができ、種々の化学の現象に適用できる。無機化学では、代表的な物質の特徴・用途を理解し、関連した問題を解くことができる。無機化学では、代表的な物質の特徴・用途を理解できず、関連した問題を解くことができない。
評価項目3有機化学では,有機化合物のの特徴・用途を理解し、関連した問題を解くことができ、種々の化学の現象に適用できる。有機化学では,有機化合物のの特徴・用途を理解し、関連した問題を解くことができる。有機化学では,有機化合物のの特徴・用途を理解できず、関連した問題を解くことができない。
沈殿・ろ過・気体発生の実験を理解し、応用の実験がができる。沈殿・ろ過・気体発生の実験を理解し、関連した実験がができる。沈殿・ろ過・気体発生の実験を理解し、関連した実験がができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
理論化学では、気体と熱に関する法則を理解する。
無機化学では、代表的な物質の特徴・用途を理解する。
有機化学では,有機化合物の特徴・用途を理解する。
沈殿・ろ過・気体発生の実験を理解する。
授業の進め方・方法:
教科書と配布プリントを中心に基礎概念・理論を簡潔に解説する。その後、演習の機会を与え、理解を深めることがきるように進める。化学基礎の復習の機会も設ける。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 モル質量・アボガドロ定数・モル体積・モル濃度の復習 モル質量・アボガドロ定数・モル体積・モル濃度を理解し計算問題を解くことができる。
2週 化学反応における物質変化の関係の確認 化学反応における物質変化の関係を理解し、種々の計算ができる。
3週 酸塩基に関する内容の復習 酸塩基に関する理論を理解し、酸塩基滴定や水素イオン濃度算出に適用できる。
4週 ボイルの法則・シャルルの法則・ボイル-シャルルの法則 ボイルの法則・シャルルの法則・ボイル-シャルルの法則を理解し、計算問題を解くことができる。
5週 気体の状態方程式(1) 気体の状態方程式を理解し、物理量の圧力・体積・物質量・温度の計算ができる。
6週 気体の状態方程式(2) 気体の状態方程式を理解し、気体の分子量・密度の計算ができる。
7週 混合気体の圧力・理想気体と実在気体 混合気体の圧力の計算ができる。理想気体と実在気体違いを説明できる。
8週 1週~7週までの復習
沈殿・ろ過の実験
1週~7週までの内容を理解し問題を解くことができる。
沈殿・ろ過の実験を理解できる。
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 溶解度・コロイド 溶解度の種々の計算問題を解くことができる。
コロイドの定義を説明でき、種々のコロイドの例を挙げることができる。
11週 化学反応と熱に関する導入 化学反応に関連する熱について理解し、説明できる。
12週 ヘスの法則(1) ヘスの法則に基づいて、燃焼熱・生成熱などのエネルギー図を作成でき、反応熱を算出できる。
13週 ヘスの法則(2) ヘスの法則に基づいて、結合エネルギーなどのエネルギー図を作成でき、反応熱を算出できる。
14週 非金属元素と金属元素 代表的な非金属元素と金属元素をの性質を理解し、その用途を説明できる。
15週 10週~15週までの復習
気体発生の実験
10週~15週までの内容を理解し、問題を解くことができる。
気体発生の実験を理解できる。
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 有機化合物の導入 有機化合物を分類できる。有機化合物の元素分析の問題を解くことができる。
2週 アルカン アルカンの定義を理解し、特性を説明できる。
3週 アルケン・アルキン アルケン・アルキンの定義を理解し、特性を説明できる。
4週 アルコール・エーテル アルコール・エーテルの定義を理解し特性を説明できる。
5週 ケトン・アルデヒド ケトン・アルデヒドの定義を理解し、特性を説明できる。
6週 カルボン酸と酸誘導体 カルボン酸と酸誘導体の定義を理解し特性を説明できる。
7週 化学共通試験対策(1) 化学共通試験対策の問題を解くことができる。
8週 1週~6週までの復習 1週~6週までの内容を理解し問題を解くことができる。
4thQ
9週 後期中間試験
10週 芳香族化合物(1) ベンゼン・フェノールとその誘導体の定義を理解し、特性と種々の反応を説明できる。
11週 芳香族化合物(2) フェノール・芳香族カルボン酸と誘導体の定義を理解し、種々の反応と特性を説明できる。
12週 芳香族化合物(3) 芳香族アミン・アゾ化合物とその誘導体の定義を理解し、種々の反応と特性を説明できる。
13週 高分子化合物(1) 代表的なナイロン・ポリエステルなどの構造と性質を理解し、特性を説明できる。
14週 高分子化合物(2) 代表的な天然ゴム・合成ゴムなどの構造と性質を理解し、特性を説明できる。
15週 10週~15週までの復習 10週~15週までの内容を理解し、問題を解くことができる。
16週 後期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000