到達目標
・土木工学の分野の役割、守備範囲および他の分野との関連性を知る。
・土木工学の学問分野や学問体系を知り、相互にも関連している事を認識する。
・基礎となる工学的な知識、土木工学の基礎分野を学ぶ。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
土木工学の分野について説明ができる | 土木工学分野の各分野の役割と展望について説明ができる。 | 土木工学分野の各分野役割について説明ができる。 | 土木工学分野の各分野の役割について説明ができない。 |
土木工学で必要な数学分野の基礎が理解できる。 | 土木数学に関する応用問題が解ける。 | 土木数学に関する基礎的な問題が解ける。 | 土木数学に関する基礎的な問題が解けない。 |
環境分野の概要が説明できる。 | 環境分野の概要と環境保全の問題について説明できる。 | 環境分野の概要が説明できる。 | 環境分野の概要が説明できない。 |
構造力学の基礎が理解できる。 | 構造力学の基礎分野の応用問題が解ける。 | 構造力学の基礎分野の基礎的な問題が解ける。 | 構造力学の基礎分野の基礎的な問題が解けない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-1
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学習・教育到達度目標 A-2
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学習・教育到達度目標 B-1
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学習・教育到達度目標 B-2
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教育方法等
概要:
第1四半期においては、土木工学を構成する各分野の概要をオムニバス形式で学ぶ。
第2四半期においては、土木工学の基礎となる数学分野について、統計・線形代数等の基礎を学ぶ。
第3四半期においては、土木工学分野で共通で関わる生態・環境の分野について学ぶ。
第4四半期においては、構造力学の基礎となる力学について学ぶ。
授業の進め方・方法:
第1四半期はオムニバス形式で、それ以後は、座学を中心とした授業形式で行う。配布資料や視覚教材を使用した講義の後、適宜演習問題やレポート等の課題も出題される。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス説明。 土木工学の概論について学ぶ。 |
土木工学分野の役割、守備範囲を説明できる。
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2週 |
土木工学分野を構成する、環境分野について学ぶ。 |
環境工学分野の役割と展望を説明できる。
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3週 |
土木工学分野を構成する、構造分野について学ぶ。 |
構造分野の役割と展望を説明できる。
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4週 |
土木工学分野を構成する、計画分野について学ぶ。 |
計画分野の役割と展望を説明できる。
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5週 |
土木工学分野を構成する、土質地盤分野について学ぶ。 |
土質地盤分野の役割と展望を説明できる。
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6週 |
土木工学分野を構成する、水工学分野について学ぶ。 |
水工学分野の役割と展望を説明できる。
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7週 |
土木工学分野を構成する、コンクリート分野について学ぶ。 |
コンクリート分野の役割と展望を説明できる。
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8週 |
(中間試験なし) |
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2ndQ |
9週 |
数学分野:記述統計について学ぶ。 |
記述統計の基礎的な計算ができる。
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10週 |
数学分野:記述統計について学ぶ。 |
記述統計の基礎的な計算ができる。
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11週 |
数学分野:記述統計について学ぶ。 |
記述統計の基礎的な計算ができる。
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12週 |
数学分野:記述統計について学ぶ。 |
記述統計の基礎的な計算ができる。
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13週 |
数学分野:60分法について学ぶ。 |
60分法についての基礎的な計算ができる。
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14週 |
数学分野:弧度法について学ぶ。 |
弧度法についての基礎的な計算ができる。
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15週 |
数学分野:弧度法について学ぶ。 |
弧度法についての基礎的な計算ができる。
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16週 |
現場見学会 |
土木構造物の見学を行い、その概要が説明できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
環境分野:生態工学について学ぶ。 |
生態系や生物多様性について、概要が説明できる。
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2週 |
環境分野:生態工学について学ぶ。 |
環境に配慮した土木技術が求められるようになった背景について、関連する法律の変遷などをもとに概要を説明できる。
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3週 |
環境分野:生態工学について学ぶ。 |
環境に配慮した土木技術について、実例を挙げて説明できる。
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4週 |
環境分野:環境影響評価について学ぶ。 |
地球環境問題および公害問題についてその概要が説明できる。
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5週 |
環境分野:環境影響評価について学ぶ。 |
資源・エネルギー問題についてその概要が説明できる。
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6週 |
環境分野:環境影響評価について学ぶ。 |
環境影響評価についてその制度の概要が説明できる。
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7週 |
環境分野:環境影響評価について学ぶ。 |
環境影響評価の手続きの流れについてその概要が説明できる。
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8週 |
(中間試験なし) |
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4thQ |
9週 |
構造力学分野:力学の基礎について学ぶ。 |
ガイダンス、単位換算ができる。
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10週 |
構造力学分野:力学の基礎について学ぶ。 |
力の種類を理解し、分解や合成ができる。
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11週 |
構造力学分野:力学の基礎について学ぶ。 |
モーメント、バリニオンの定理について計算ができる。
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12週 |
構造力学分野:力のつりあいについて学ぶ。 |
構造物のモデル化について、説明できる。力のつりあいについて基礎的な計算ができる。
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13週 |
構造力学分野:力のつりあいについて学ぶ。 |
力のつりあいについて基礎的な計算ができる。
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14週 |
構造力学分野:支点反力について学ぶ。 |
静定ばりの支点反力の基礎的な計算ができる。
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15週 |
構造力学分野:支点反力について学ぶ。 |
片持ちばりの支点反力の基礎的な計算ができる。
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16週 |
学年末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 3 | |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 3 | |
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。 | 3 | |
角を弧度法で表現することができる。 | 3 | |
積の法則と和の法則を利用して、簡単な事象の場合の数を数えることができる。 | 3 | |
簡単な場合について、順列と組合せの計算ができる。 | 3 | |
自然科学 | 物理 | 力学 | 物体に作用する力を図示することができる。 | 3 | |
力の合成と分解をすることができる。 | 3 | |
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。 | 3 | |
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。 | 3 | |
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 構造 | 断面1次モーメントを理解し、図心を計算できる。 | 4 | |
トラスの種類、安定性、トラスの部材力の意味を説明できる。 | 4 | |
環境 | 地球規模の環境問題を説明できる。 | 4 | |
環境と人の健康との関わりを説明できる。 | 4 | |
環境影響評価の目的を説明できる。 | 4 | |
環境影響評価の現状(事例など)を説明できる。 | 4 | |
環境影響指標を説明できる。 | 4 | |
リスクアセスメントを説明できる。 | 4 | |
ライフサイクルアセスメントを説明できる。 | 4 | |
生物多様性の現状と危機について、説明できる。 | 4 | |
生態系の保全手法を説明できる。 | 4 | |
生態系や生物多様性を守るための施策を説明できる。 | 4 | |
物質循環と微生物の関係を説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 50 |
基礎的能力 | 0 | 50 | 50 |