計画学Ⅰ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 計画学Ⅰ
科目番号 201422 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設環境工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 橋本智雄:入門 統計学,共立出版,新田保次ほか:図説わかる土木計画,学芸出版社
担当教員 今岡 芳子

到達目標

・計画の意義と計画学の考え方を説明できる。
・計画で使用する基礎的な統計的処理として、分散分析ができる。
・計画の調査法を説明できる。
・重回帰分析を説明できる。
・線形計画法(図解法,シンプレックス法)を説明できる。
・費用便益分析について考え方を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
計画の意義と計画学の考え方を説明できる。計画の意義と計画学の考え方を十分に説明できる。計画の意義と計画学の考え方を説明できる。計画の意義と計画学の考え方を説明できない。
計画の調査法を説明できる。計画の調査法を十分に説明できる。計画の調査法を説明できる。計画の調査法を説明できない。
分散分析を説明できる。分散分析を十分に説明できる。分散分析を説明できる。分散分析を説明できない。
重回帰分析を説明できる。重回帰分析を十分に説明できる。重回帰分析を説明できる。重回帰分析を説明できない。
線形計画法(図解法,シンプレックス法)を説明できる線形計画法(図解法,シンプレックス法)を十分に説明できる線形計画法(図解法,シンプレックス法)を説明できる線形計画法(図解法,シンプレックス法)を説明できない
費用便益分析について考え方を説明できる費用便益分析について考え方を十分に説明できる費用便益分析について考え方を説明できる費用便益分析について考え方を説明できない

学科の到達目標項目との関係

 学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
土木計画学の定義や手順に基づき計画学で使用する基礎的な数理的手法について習得していく
授業の進め方・方法:
板書およびスライド中心に講義を行うが,適宜,演習問題への取組みなどを利用し理解を深める。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 土木計画とは (定義・種類・手順)  計画の意義と計画学の考え方を説明できる
2週 土木計画とは (定義・種類・手順)  計画の意義と計画学の考え方を説明できる
3週 土木計画とは (定義・種類・手順)  計画の意義と計画学の考え方を説明できる
4週 調査データを集める方法について学ぶ 計画学で必要な調査法について説明できる
5週 調査法と標本 計画学で必要な調査法について説明できる
6週 分散分析 分散分析が説明できる。
7週 分散分析 分散分析が説明できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 データから傾向を推測する(重回帰分析) 重回帰分析を説明できる
10週 データから傾向を推測する(重回帰分析) 重回帰分析を説明できる
11週 計画を最適化する数理的手法(線形計画問題) 線形計画法(図解法)を説明できる
12週 計画を最適化する数理的手法(シンプレックス法) 線形計画法(シンプレックス法)を説明できる
13週 計画を最適化する数理的手法計算(シンプレックス法) 線形計画法(シンプレックス法)を計算できる
14週 計画を評価する(費用便益分析) 費用便益分析について考え方を説明できる
15週 計画を評価の計算(費用便益分析) 費用便益分析について計算ができる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野計画計画の意義と計画学の考え方を説明できる。4
重回帰分析を説明できる。4
線形計画法(図解法、シンプレックス法)を説明できる。4
費用便益分析について考え方を説明でき、これに関する計算ができる。4

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合7624100
計画の意義と計画学の考え方を説明できる12416
分散分析ができる14418
計画の調査法を説明できる12012
重回帰分析を説明できる12416
線形計画法(図解法,シンプレックス法)を説明できる14822
費用便益分析について考え方を説明できる12416