概要:
動詞の5文型、品詞・句と説という英文の基本構造を理解すると同時に、時制、助動詞、受動態、不定詞、動名詞、分詞、知覚・使役動詞、比較表現、仮定法、部分否定・準否定、間接話法、接続詞など、英語の文法も学んでいく。英文読解力を鍛え、アウトプットを含む全ての言語活動に必要な大量の「理解可能なインプット」を取り込む下地をつける。またリスニングや自由読書の時間を設け、理解可能なインプットの吸収を図る。加えて、プレゼンテーションを課すことで、「心の中でのリハーサル」(脳内アウトプット)を促進し、学生のアウトプット活動を確かにする。
授業の進め方・方法:
テキスト「My May Logic and Expression」に沿って授業を進めると同時に、適宜プリントを配布し、英文の基本構造の理解を図っていく。リスニング力も同時に上げるため発音・リスニングの時間を毎授業とる。毎授業、各自持参してきてもらった英語の読み物を読む時間をとる。他に、学生はブックレコードの作成、学期毎におすすめの本を紹介する英語プレゼンテーションを行ってもらう。
注意点:
遅れて進む学生には、定期試験などの結果を分析しつつ、適宜、個別に適切な課題を与えて、しっかりと学習効果が上がるように支援していきたい。特に、英文読解の下地となる、英文の基本構造の理解は徹底して指導・支援してゆきたい。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション(テキストの使い方や授業の進め方について説明する) |
授業に取り組む準備ができる。
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2週 |
Lesson 1 Part 1; 英語の基本構造1回目 |
現在形(be動詞)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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3週 |
Lesson 1 Part 2;英語の基本構造2回目(品詞、句・節);自由読書1回目 |
現在形(do動詞)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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4週 |
Lesson 2 Part 1;英語の基本構造3回目(動詞の文型 Part 1, 第1文型);発音;自由読書2回目 |
過去形(be動詞、do動詞)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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5週 |
Lesson 2 Part 2;英語の基本構造4回目(動詞の文型 Part 1, 第3文型);発音;自由読書3回目 |
現在進行形・過去進行形を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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6週 |
Lesson 3 Part 1;英語の基本構造5回目(動詞の文型 Part 1, 第1&3文型まとめ);リスニング:;自由読書4回目 |
未来表現(will, be goin to)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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7週 |
Lesson 3 Part 2;英語の基本構造6回目(動詞の文型 Part 1, 第2文型);リスニング;自由読書5回目 |
基本時制のまとめ、それらを含んだ英文を読解・産出することができる
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8週 |
中間試験 |
前期中間テストまでの学習熟度を確認する。
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2ndQ |
9週 |
Lesson 4 Part 1;英語の基本構造7回目(動詞の文型 Part 2, 第4文型);リスニング;;自由読書6回目 |
現在完了形(1)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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10週 |
Lesson 4 Part2;英語の基本構造8回目(動詞の文型 Part 2, 第5文型);リスニング;自由読書7回目 |
現在完了形(2)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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11週 |
Lesson 5 Part 1;英語の基本構造9回目(動詞の文型 Part 2, 受動態);リスニング;自由読書8回目 |
助動詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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12週 |
Lesson 5 Part 2;学生による本紹介1回目(1〜6) |
受動態を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。 プレゼンテーションを通じ、英語の運用力を高める。
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13週 |
学生による本紹介(7〜18) |
プレゼンテーションを通じ、英語の運用力を高める。
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14週 |
学生による本紹介(19〜30) |
プレゼンテーションを通じ、英語の運用力を高める。
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15週 |
学生による本紹介(31〜42) |
プレゼンテーションを通じ、英語の運用力を高める。
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16週 |
期末試験 |
前期期末テストまでの学習熟度を確認する。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション;英語の基本構造の復習と予習 |
オリエンテーションを行い、授業の進め方を把握する。後期の学習内容の全体像を提示し、学生の目的意識を高める。
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2週 |
Lesson 7 Part I;英語の基本構造11回目(動詞の変化利用、動名詞) |
動名詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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3週 |
Lesson 6 Part I;英語の基本構造12回目(動詞の変化利用、不定詞[名詞的、形容詞的用法]) |
不定詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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4週 |
Lesson 6 Part 2;;英語の基本構造13回目(動詞の変化利用、不定詞[副詞的用法]) |
不定詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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5週 |
Lesson 7 Part2;英語の基本構造14回目(動詞の変化利用、分詞) |
分詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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6週 |
Lesson 8 Part1;リスニング |
比較を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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7週 |
Lesson 8 Part2;リスニング |
比較を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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8週 |
後期中間試験 |
後期中間テストまでの学習習熟度を確認する。
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4thQ |
9週 |
英語の基本構造15回目(名詞・名詞句・名詞節) |
名詞・名詞句・名詞節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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10週 |
英語の基本構造16回目(名詞・名詞句・名詞節) |
形容詞・形容詞句・形容詞節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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11週 |
Lesson 9 Part1;英語の基本構造17回目(形容詞・形容詞句・形容詞節) |
関係代名詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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12週 |
Lesson 9 Part2 |
関係代名詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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13週 |
Lesson 10 Part 1;英語の基本構造18回目(形容詞・形容詞句・形容詞節) |
関係副詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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14週 |
英語の基本構造19回目(副詞・副詞句・副詞節) |
副詞・副詞句・副詞節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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15週 |
Lesson 10 Part2;英語の基本構造20回目(副詞・副詞句・副詞節) |
仮定法を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
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16週 |
後期期末試験 |
後期期末テストまでの学習習熟度を確認する。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 英語 | 英語運用の基礎となる知識 | 聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。 | 3 | 前1,前2 |
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。 | 3 | 前1,前2 |
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。 | 3 | 前3,前4 |
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。 | 3 | 前5,前6 |
英語運用能力の基礎固め | 日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。 | 3 | 前7,前8 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。 | 3 | 前9,前10 |
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。 | 3 | 前11 |
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | 前12 |
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。 | 3 | 前13 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。 | 3 | 前14 |
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。 | 3 | 前15 |
英語運用能力向上のための学習 | 自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。 | 3 | 後1,後2 |
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。 | 3 | 後3,後4 |
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。 | 3 | 後5,後6 |
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。 | 3 | 後7,後8 |
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。 | 3 | 後9,後10 |
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。 | 3 | 後11,後12 |
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。 | 3 | 後13,後14 |
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。 | 3 | 後15 |
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。 | 3 | 後16 |