建設設計製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 建設設計製図Ⅱ
科目番号 221425 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設環境工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 鎌田・松浦:鋼構造・橋梁工学,第2 版,森北出版 (ISBN 978-4-627-40612-4) 、他適宜プリントを配布する。
担当教員 林 和彦

到達目標

作図法を理解して作図したり,図面からその内容を読み取ることができる。(作図法)
橋梁構造物の設計計算書を基にして橋梁構造物の図面を作成できる。(製図課題の作成)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
構造計算様々な断面で構造計算を行うことができる基本的な構造計算を行うことができる基本的な構造計算を行うことができない
設計計算書の作成工夫して設計計算を行うことができる定められた方法で設計計算書を作成できる定められて方法で設計計算書を作成できない
製図課題の作成工夫して製図課題を仕上げることができる定められた方法で製図課題を仕上げることができる製図課題を仕上げることができない

学科の到達目標項目との関係

 学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる
 学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
 学習・教育到達度目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
手書きおよびCADによる製図方法を講義形式および演習を通じて学び、橋梁構造物の図面を完成させる。
授業の進め方・方法:
手書きおよびCADによる製図方法を講義形式および演習を通じて学習する。
それぞれの単元毎に構造上のポイントとなる部分を説明し、引き続き作図を行う。採点の基準は予め開示しておき、それに沿って作図を進める。
理解の定着度を高めるために、作図・製図法や図面の読み取りに関する複数の小テスト及び定期試験を実施する。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、実橋梁の見学とスケッチ 橋梁の構造を理解する
2週 鋼構造の設計演習 条件設定 鋼構造の設計ができる
3週 鋼構造の設計演習 床版の設計 鋼構造の設計ができる
4週 鋼構造の設計演習 主桁の設計 鋼構造の設計ができる
5週 鋼構造の設計演習 主桁の設計 鋼構造の設計ができる
6週 鋼構造の設計演習 主桁の設計 鋼構造の設計ができる
7週 鋼構造の設計演習 主桁の設計 鋼構造の設計ができる
8週 中間試験
2ndQ
9週 CAD製図 土木製図法 CADによる橋梁の製図ができる
10週 CAD製図 橋梁の製図 CADによる橋梁の製図ができる
11週 CAD製図 橋梁の製図 CADによる橋梁の製図ができる
12週 CAD製図 橋梁の製図 CADによる橋梁の製図ができる
13週 CAD製図 寸法設定 CADによる橋梁の製図ができる
14週 CAD製図 材料の記入 CADによる橋梁の製図ができる
15週 CAD製図 数量の計算 CADによる橋梁の製図ができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野構造鋼構造物の種類、特徴について、説明できる。4前1
橋の構成、分類について、説明できる。4前1
橋梁に作用する荷重の分類(例、死荷重、活荷重)を説明できる。4前2
各種示方書に基づく設計法(許容応力度、終局状態等)の概要を説明でき、安全率、許容応力度などについて説明できる。4前3,前4,前5,前6,前7
軸力を受ける部材、圧縮力を受ける部材、曲げを受ける部材や圧縮と曲げを受ける部材などについて、その設計法を説明でき、簡単な例に対し計算できる。4前3,前4,前5,前6,前7
製図線と文字の種類を説明できる。4前9,前10,前11,前12,前13
平面図形と投影図の描き方について、説明できる。4前9,前10,前11,前12,前13
CADソフトウェアの機能を説明できる。4前9,前10,前11,前12,前13
図形要素の作成と修正について、説明できる。4前9,前10,前11,前12,前13
画層の管理を説明できる。4前9,前10,前11,前12,前13
図の配置、尺度、表題欄、寸法と寸法線の規約について、説明できる。4前9,前10,前11,前13
与えられた条件を基に設計計算ができる。4前2,前12
設計した物をCADソフトで描くことができる。4前9,前10,前11,前12,前13,前14

評価割合

試験演習課題合計
総合評価割合2080100
設計計算手法20020
設計計算書の作成04040
製図課題04040