英語ⅣB

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語ⅣB
科目番号 241145 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設環境工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Our World Today(英語で考えよう!地球の未来)、配布教材、電子辞書、インターネット
担当教員 セイント ジュリアン,森下 二郎

到達目標

(1)グローバルイシュー(特に環境問題)に触れたドキュメントの英語を聞いて、要点を素早く把握し、論理の流れを理解する。
(2)英語によるコミュニケーションとCLILを用いて,主張を裏付けるデータを出しながら、情報交換ができる。
(3)大学1年次程度の英単語,英語表現の知識を持つ。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1英文の要点を素早く把握し、複雑な文の構造を正確に理解する。英文の要点を把握し、複雑な文の構造を理解する。英文の要点を把握し、複雑な文の構造を理解することができない。
評価項目2英語によるコミュニケーションにより詳細な情報交換ができる。英語によるコミュニケーションにより基本的な情報交換ができる。英語によるコミュニケーションにより情報交換ができない。
評価項目3大学1年次以上の英単語,英語表現の知識を持つ。大学1年次程度の英単語,英語表現の知識を持つ。英単語,英語表現の知識が大学1年次相当に満たない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
グローバルイシュー(特に環境問題)に触れたドキュメントの英文を聞いたり、読んだりして,要旨を素早く把握し複雑な英文の構造を理解できる力を養う。また,トピックセンテンス(主題や主張)とそれを裏付けるEvidence(根拠)を明確に掴む力を養う。また、現実に存在する課題についてのauthenticな英語を通して、様々な語彙や表現を学びながら英語の読解力,聴解力を向上させ、自らも英語で意見を論理的に発信できる英語運用能力の育成も目指す。
授業の進め方・方法:
1 教科書と配付教材を用い,リーディング,リスニングの演習をし、Claim(主張)とEvidennce(根拠)を明確に掴む練習をする。
2 電子辞書,インターネット検索を使って自宅でも課題に取り組む。
3 小テストを定期的に受け、アクティヴな語彙の定着を図り、グループワークに取り組み、最終段階では、グループでトピックを決めてプレゼンテーションをする。

注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3後1
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3後2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3後3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後4
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3後5
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3後6
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3後7
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後8
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2後9
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3後10
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3後11
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2後9,後10
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3後11,後12
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3後13,後14
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3後15
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。2後13,後14
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3後9,後10
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。2後11,後12
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。2後13,後14
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3後15

評価割合

試験小テスト提出物とプレゼンテーション合計
総合評価割合75520100
評価項目(1)3001040
評価項目(2)2501035
評価項目(3)205025