建設環境実験実習Ⅰ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 建設環境実験実習Ⅰ
科目番号 245102 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 建設環境工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 教科書なし。配布資料を用いる。
担当教員 今岡 芳子,多川 正,高橋 直己,林 和彦,向谷 光彦,柳川 竜一,長谷川 雄基,松本 将之

到達目標

土木工学を構成する各分野に関する基礎的な実験実習を行うことにより、土木工学分野の広い理解、工学的な考え方を身につける。
一部のテーマにおいてはチームで対応することでチームワーク力を涵養する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
テーマ1ブリッジコンテストを通じて構造力学の概要と応用方法が説明できる。ブリッジコンテストを通じて構造力学の概要が説明できる。ブリッジコンテストを通じて構造力学の概要が説明できない。
テーマ2コンクリート作製と強度試験を通じてコンクリートの特性の概要と展望が説明できる。コンクリート作製と強度試験を通じてコンクリートの特性の概要が説明できる。コンクリート作製と強度試験を通じてコンクリートの特性の概要が説明できない。
テーマ3フィールドワークおよび水理実験を通じて河川生態分野の概要と展望が説明できる。フィールドワークおよび水理実験を通じて河川生態分野の概要が説明できる。フィールドワークおよび水理実験を通じて河川生態分野の概要が説明できない。
テーマ4避難所運営を通じて防災分野の概要と展望が説明できる。避難所運営を通じて防災分野の概要が説明できる。避難所運営を通じて防災分野の概要が説明できない。
テーマ5見学した土木施設の役割と土木工学における位置づけが説明できる。見学した土木施設の役割が説明できる。見学した土木施設の役割が説明できない。
テーマ6平板を使用した測量方法の応用方法が説明できる。平板を使用した測量方法の概要を説明できる。平板を使用した測量方法の概念を説明できない。
テーマ7種々の図法を用いて任意の形状の図が描ける。種々の図法を用いて基礎的な図が描ける。種々の図法を用いて基礎的な図が描ない。
テーマ8土の密度と含水比の実験を通じて土の力学的特性を説明できる。土の密度と含水比の実験を通じて土の力学的特性を説明できる。土の密度と含水比の実験を通じて土の力学的特性を説明できる。
テーマ9環境化学実験を通じて環境分野の概要と展望が説明できる。環境化学実験を通じて環境分野の概要が説明できる。環境化学実験を通じて環境分野の概要が説明できない。

学科の到達目標項目との関係

 学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B-1 説明 閉じる
 学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる
 学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
 学習・教育到達度目標 C-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
土木工学を構成する各分野において、各テーマ2~6回の実験・実習・演習を行う。その過程において、土木工学の各分野の理解、工学的なものの考え方、データの取りまとめ方法、チームワーク力を学ぶ。
授業の進め方・方法:
各テーマで2コマ×2~6回(4~12コマ)の実験、実習、演習を行う。概要説明の後、実際の作業を個人またはチームにより行い、各テーマ毎に、提出物やレポート等を提出して評価する。定期試験は行わない。
注意点:
本授業はテーマ(専門分野)ごとに担当教員が交代する。各テーマのレポートはすべて提出が必須となり,1つでも未提出がある者は,他のレポートの点数にかかわらず本科目の最終成績は60点未満(不合格)となる。授業を欠席した者は,各テーマを担当する教員に申し出て,指示を仰ぐこと。なお,この科目は指定科目であるため,本年度内および進級後に単位追認試験が実施できません。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス、科目全体の説明。
テーマ1:構造分野:ブリッジコンテスト。
ブリッジコンテストを通じて構造力学が理解できる。
2週 テーマ1:構造分野:ブリッジコンテスト。 ブリッジコンテストを通じて構造力学が理解できる。
3週 テーマ1:構造分野:ブリッジコンテスト。 ブリッジコンテストを通じて構造力学が理解できる。
4週 テーマ1:構造分野:ブリッジコンテスト。 ブリッジコンテストを通じて構造力学が理解できる。
5週 テーマ1:構造分野:ブリッジコンテスト。
ブリッジコンテストを通じて構造力学が理解できる。
6週 テーマ1:構造分野:ブリッジコンテスト。
ブリッジコンテストを通じて構造力学が理解できる。
7週 テーマ2:河川・生態分野:水理実験。 河川生態分野の概要が理解できる。
8週 テーマ2:河川・生態分野:水理実験。 河川生態分野の概要が理解できる。
2ndQ
9週 テーマ3:図学分野:図学とCAD演習。 手書きやCADによる製図手法を理解できる。
10週 テーマ3:図学分野:図学とCAD演習。 手書きやCADによる製図手法を理解できる。
11週 テーマ3:図学分野:図学とCAD演習。 手書きやCADによる製図手法を理解できる。
12週 テーマ4:材料分野:コンクリート作製と強度測定。 コンクリート作製法と強度特性が理解できる。
13週 テーマ4:材料分野:コンクリート作製と強度測定。 コンクリート作製法と強度特性が理解できる。
14週 テーマ4:材料分野:コンクリート作製と強度測定。 コンクリート作製法と強度特性が理解できる。
15週 土木施設見学。 土木工学の社会への貢献を認識する。
16週
後期
3rdQ
1週 土木施設見学。 土木工学の社会への貢献を認識する。
2週 テーマ5:測量分野:平板測量による地図の作成。 平板を使用した測量方法が理解できる。
3週 テーマ5:測量分野:平板測量による地図の作成。 平板を使用した測量方法が理解できる。
4週 テーマ5:統計分野:統計データから地域を考える 統計データの使用方法が理解できる。
5週 テーマ5:統計分野:統計データから地域を考える 統計データの使用方法が理解できる。
6週 テーマ6:防災分野:避難所運営に関する実習。 防災分野の避難所運営の方法が理解できる。
7週 テーマ6:防災分野:避難所運営に関する実習。 防災分野の避難所運営の方法が理解できる。
8週 テーマ6:防災分野:避難所運営に関する実習。
防災分野の避難所運営の方法が理解できる。
4thQ
9週 テーマ6:防災分野:避難所運営に関する実習。 防災分野の避難所運営の方法が理解できる。
10週 テーマ7:環境分野:環境化学実験。 環境化学実験の手法が理解できる。
11週 テーマ7:環境分野:環境化学実験。 環境化学実験の手法が理解できる。
12週 テーマ7:環境分野:環境化学実験。 環境化学実験の手法が理解できる。
13週 テーマ7:環境分野:環境化学実験。 環境化学実験の手法が理解できる。
14週 テーマ8:土質分野:土の基礎的な性質 土の密度や含水比について実験を通じて理解する。
15週 テーマ8:土質分野:土の基礎的な性質 土の密度や含水比について実験を通じて理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野測量有効数字、数値の丸め方を説明でき、これを考慮した計算ができる。4後2,後3
分野別の工学実験・実習能力建設系分野(実験・実習能力)建設系分野(実験・実習能力)距離測量の方法を理解し、その測量ができる。4後2,後3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000