土木工学基礎

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 土木工学基礎
科目番号 245103 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建設環境工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 土木基礎力学1
担当教員 向谷 光彦,今岡 芳子

到達目標

・土木工学の分野の役割、守備範囲および他の分野との関連性を知る。
・土木工学の学問分野や学問体系を知り、相互にも関連している事を認識する。
・基礎となる工学的な知識、土木工学の基礎分野を学ぶ。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
土木工学の概要を説明できる土木工学分野の概要と展望について説明ができる。土木工学の概要を説明できる。土木工学の概要を説明できない。
土木工学で必要な数学分野の基礎が理解できる。土木数学に関する応用問題が解ける。土木数学に関する基礎的な問題が解ける。土木数学に関する基礎的な問題が解けない。
環境分野の概要が説明できる。環境分野の概要と環境保全の問題について説明できる。環境分野の概要が説明できる。環境分野の概要が説明できない。
構造力学の基礎が理解できる。構造力学の基礎分野の応用問題が解ける。構造力学の基礎分野の基礎的な問題が解ける。構造力学の基礎分野の基礎的な問題が解けない。

学科の到達目標項目との関係

 学習・教育到達度目標 A-1 説明 閉じる
 学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる
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 学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
土木工学の概要を学ぶ。
土木工学の基礎となる数学分野の基礎を重点的に学ぶ。
土木工学分野で共通で関わる生態・環境の分野について概要を学ぶ。
土木工学の基礎となる力学について重点的に学ぶ。
授業の進め方・方法:
座学を中心とした授業形式で行う。配布資料や視覚教材を使用した講義の後、適宜演習問題やレポート等の課題も出題される。
注意点:
1.原則として授業には毎回出席すること。2.レポートを提出期限内に提出すること。
上記1,2に不足がある場合,単位認定することができないので注意すること。
欠席した場合は、必ず担当教員に指示を仰いでください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 全体説明・ガイダンス 土木工学の概要を説明できる。
2週 建設数学基礎
有効数字
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
3週 建設数学基礎
有効数字,指数
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
4週 建設数学基礎
有効数字を考慮した計算
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
5週 建設基礎数学
単位換算
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
6週 建設基礎数学
単位換算
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
7週 建設基礎数学
組立単位と単位換算
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 建設基礎数学
組立単位と単位換算
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
10週 建設基礎数学
組立単位と単位換算と次元
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
11週 建設基礎数学
三角比
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
12週 建設基礎数学
60分法
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
13週 建設基礎数学
弧度法
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
14週 建設基礎数学
データとグラフ
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
15週 建設基礎数学
データとグラフ
中学で学んだ数学や理科での基礎知識を基に,専門科目で用いる数学を解くことができる。
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 土木工学概論(1) 地球環境問題および公害問題についてその概要が説明できる。
2週 土木工学概論(2) 環境影響評価についてその制度の概要およびミティゲーションについて説明できる。
3週 建設物理基礎 ガイダンス、物体の運動について説明できる。
4週 建設物理基礎 力の合成や分解について説明できる。
5週 建設物理基礎 単位換算や電卓演習ができる。
6週 建設物理基礎 モーメント、バリニオンの定理について計算ができる。
7週 建設物理基礎 モーメント、バリニオンの定理について計算ができる。
8週 中間試験
4thQ
9週 建設物理基礎 構造物のモデル化について、説明できる。力のつりあいについて基礎的な計算ができる。
10週 建設物理基礎 力のつりあいについて基礎的な計算ができる。
11週 建設物理基礎 構造物に作用する力を説明できる
12週 建設物理基礎 静定ばりの支点反力の基礎的な計算ができる。
13週 建設物理基礎 静定ばりの支点反力の基礎的な計算ができる。
14週 建設物理基礎 片持ちばりの支点反力の基礎的な計算ができる。
15週 建設物理基礎 片持ちばりの支点反力の基礎的な計算ができる。
16週 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100