国語Ⅱ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 国語Ⅱ
科目番号 1116 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 通信ネットワーク工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 文学国語(筑摩書房・安藤宏他編)・結ひの古典(あるむ・高専古典教育研究会編)・高校生の語彙と漢字(桐原書店・桐原書店編集部)・ビジュアルカラー国語便覧(大修館書店・大修館書店編集部)
担当教員 寺尾 穂乃香

到達目標

1.現代文や古文、漢文の読解を通して、他人の物の見方や考え方を知る。
2.正しい日本語で表現するための基礎を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1現代文や古文、漢文の読解を通して、他人の物の見方や考え方を理解し、知識を応用できる。現代文や古文、漢文の読解を通して、他人の物の見方や考え方を理解できる。現代文や古文、漢文の読解を通して、他人の物の見方や考え方を理解できない。
評価項目2正しい日本語で表現するための基礎を身につけ、使いこなすことができる。正しい日本語で表現するための基礎を身につける。正しい日本語で表現するための基礎が身についていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現代文・古文の読解を通して、読み,思考する能力の養成を目指す。読解を基礎とした上で、論述・議論の演習を組み込む。これによって他者の意見を踏まえ、客観的な立場をもって文章を読み解き、自身の考えを正確に伝えるためのコミュニケーション能力の養成を目指す。
授業の進め方・方法:
講義形式を基本とする。また論述演習・相互議論も随時授業に組み入れる。
注意点:
原則として週に一回漢字テストを実施する。論述演習問題は授業終了後にteamsで提出する。
オフィスアワー 月曜日 16:00~17:00

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 
韻文・「サーカス」
自分の考えを明確にし,根拠となる情報に基づき説明する方法を身につける。
2週 評論Ⅰ・「プラスチック膜を破って」 物事の核心を把握する方法を身につける。
日本人の思考・現代的な思考について考える。
論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
3週 評論Ⅰ・「プラスチック膜を破って」 物事の核心を把握する方法を身につける。
日本人の思考・現代的な思考について考える。
論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
4週 評論Ⅱ・「実態の美と状況の美」 物事の核心を把握する方法を身につける。
日本人の思考・現代的な思考について考える。
論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
5週 評論Ⅱ・「実態の美と状況の美」 物事の核心を把握する方法を身につける。
日本人の思考・現代的な思考について考える。
論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
6週 評論Ⅱ・「実態の美と状況の美」 物事の核心を把握する方法を身につける。
日本人の思考・現代的な思考について考える。
論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
7週 現代文の復習、練習問題 物事の核心を把握する方法を身につける。
日本人の思考・現代的な思考について考える。
論理的な文章の代表的構成法を理解できる。
8週 前期中間試験 ここまでの授業の内容が理解できている。
2ndQ
9週 試験問題の解答
仮名文字の発展・和歌
代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
10週 古典Ⅰ・和歌の才 代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
11週 古典I・和歌の才 代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
12週 古典Ⅱ・漢文の受容 代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
13週 古典Ⅱ・漢文の受容 代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
14週 古典Ⅱ・漢文の受容 代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
15週 古文・漢文復習、練習問題 代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
16週 前期期末試験 ここまでの授業の内容が理解できている。
後期
3rdQ
1週 源氏物語の基礎 代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
日本人の思考方法を知り、自我意識の変革を促す。
2週 古典Ⅲ・『源氏物語』
代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
日本人の思考方法を知り、自我意識の変革を促す。
3週 古典Ⅲ・『源氏物語』

代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
日本人の思考方法を知り、自我意識の変革を促す。
4週 古典Ⅲ・『源氏物語』
代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
日本人の思考方法を知り、自我意識の変革を促す。
5週 古典Ⅲ・『源氏物語』
代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
日本人の思考方法を知り、自我意識の変革を促す。
6週 古典Ⅲ・『源氏物語』
代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
日本人の思考方法を知り、自我意識の変革を促す。
7週 古文・漢文の復習、練習問題 代表的な古文を読み、人間・社会・自然について考えを深めたり広げたりすることができる。
日本人の思考方法を知り、自我意識の変革を促す。
8週 後期中間試験 ここまでの授業の内容が理解できている。
4thQ
9週 試験問題の解答
小説Ⅰ・『山月記』
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。
多様な視点により柔軟な思考力を養う。
データを効果的に説明する力を養う。
10週 小説Ⅰ・『山月記』 文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。
多様な視点により柔軟な思考力を養う。
データを効果的に説明する力を養う。
11週 小説Ⅰ・『山月記』 文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。
多様な視点により柔軟な思考力を養う。
データを効果的に説明する力を養う。
12週 小説Ⅰ・『山月記』 文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。
多様な視点により柔軟な思考力を養う。
データを効果的に説明する力を養う。
13週 評論Ⅲ・「小説とは何か」 文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。
多様な視点により柔軟な思考力を養う。
データを効果的に説明する力を養う。
14週 評論Ⅲ・「小説とは何か」 文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。
多様な視点により柔軟な思考力を養う。
データを効果的に説明する力を養う。
15週 現代文の復習、練習問題 文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。
多様な視点により柔軟な思考力を養う。
データを効果的に説明する力を養う。
16週 後期期末試験 ここまでの授業の内容が理解できている

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章(論説や評論)の構成や展開を的確にとらえ、要約できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,後13
論理的な文章(論説や評論)に表された考えに対して、その論拠の妥当性の判断を踏まえて自分の意見を述べることができる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,後13
文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
類義語・対義語を思考や表現に活用できる。3前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8
社会生活で使われている故事成語・慣用句の意味や内容を説明できる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。3後10,後11,後12
収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。3後10,後11,後12
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。3後10,後11,後12
作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。3後10,後11,後12
課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。3後10,後11,後12
相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。3後4,後5,後6
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。3後4,後5,後6
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後16
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後16
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3後8,後9,後10,後11,後12,後16
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3後8,後9,後10,後11,後12,後16
他者の意見を聞き合意形成することができる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
合意形成のために会話を成立させることができる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3後9,後16
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3後9,後16
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3後9,後16
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3後9,後16
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3後9,後16
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3後9,後16
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3後13,後14,後16
複数の情報を整理・構造化できる。3後13,後14,後16
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3後13,後14,後16
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3後8,後9
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後7
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前1,後12

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力90000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000