表現コミュニケーションⅡ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 表現コミュニケーションⅡ
科目番号 1127 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 通信ネットワーク工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 それぞれの担当教員が準備する教材を使用する。
担当教員 内田 由理子,畑 伸興,森 和憲,田村 昌己

到達目標

人文系科目の内容言語統合型授業を行うことで、歴史や異文化に対する教養の涵養と、コミュニケーションに必要な4つのスキル(読む,書く,聞く,話す)の全体的な向上と豊かな表現力の育成を図る。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1聞く能力論理立てた日本語や簡単な英語の文章を聞き、その内容を把握できる。日本語や英語のまとまった文章を聞き、その内容を把握できる。日本語や英語のまとまった文章を聞いても、その内容を把握できない。
評価項目2読む能力目的に応じて、自主的に印刷物、インターネットから適切な情報(英語を含む)を収集できる。教員の指示により、印刷物、インターネットから適切な情報(英語を含む)を収集できる。教員から提供された印刷物、インターネットから適切な情報を収集できない。
評価項目3書く能力自分の考えを論理立てて日本語で書くことができる。また、簡単な英語の文章を書くことができる。教員の補助があれば、自分の考えを論理立てて日本語で書くことができる。また、簡単な英語の文章を書くことができる。自分の考えを論理立てて日本語で書くことができない。また、簡単な英語の文章を書くことができない。
評価項目4 話す能力調べたことに関して、論理立てて話すことができる。また、自分の意見を簡単な英語で話すことができる。調べたことに関して、日本語または英語を用いて簡単に説明ができる調べたことに関して、日本語または英語を用いて簡単に説明ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
人文系科目の内容統合型授業を行う。チームを組んで自ら選んだテーマについて調べ、それを日本語と英語でプレゼンテーションすることにより、歴史や異文化に対する教養を身につけ、コミュニケーション能力の全体的な向上を目指す。
授業の進め方・方法:
前期はチームを組んで、異文化について調べ、英語でプレゼンテーションする。後期は歴史的事象、文化財を「もの」を作成し、日本語でプレゼンテーションをする。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス,チームビルディング
計画立案と情報収集(グループワーク)
学習内容及び到達目標を理解し、取り組む課題を設定できる.
グループで議論しながら目標達成のための計画を立て,異文化に触れながら様々なレベルの情報を収集する(学習・調査等)ことができる.
2週 プレゼンテーション制作
質疑応答練習
グループで議論しながら目標達成のための計画を立て,異文化に触れながら様々なレベルの情報を収集する(学習・調査等)ことができる.
3週 プレゼンテーション制作
質疑応答練習
グループで議論しながら目標達成のための計画を立て,異文化に触れながら様々なレベルの情報を収集する(学習・調査等)ことができる.
4週 プレゼンテーション制作
質疑応答練習
グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
5週 プレゼンテーション制作
質疑応答練習
グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
6週 プレゼンテーション制作
質疑応答練習
グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
7週 プレゼンテーション制作
質疑応答練習
グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
8週 プレゼンテーション制作
質疑応答練習
グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
2ndQ
9週 プレゼンテーション演習(発表練習) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
10週 プレゼンテーション演習(発表練習) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
11週 プレゼンテーション演習(発表練習)
グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
12週 発表会1 グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
13週 発表会2 グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
14週 発表会3 グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
15週 発表会4 グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
16週 成績確認 内容の理解度を確認する。
後期
3rdQ
1週 計画立案と情報収集(グループワーク) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
2週 計画立案と情報収集(グループワーク) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
3週 制作,分析,検証(グループワーク) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
4週 制作,分析,検証(グループワーク) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
5週 制作,分析,検証(グループワーク) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
6週 制作,分析,検証(グループワーク) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
7週 制作,分析,検証(グループワーク) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
8週 制作,分析,検証(グループワーク) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
4thQ
9週 制作,分析,検証(グループワーク) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
10週 制作,分析,検証(グループワーク) グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
11週 発表会1 グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
12週 発表会2 グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
13週 発表会3 グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
14週 発表会4 グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
15週 発表会5 グループの一員として役割を担い、制作、分析、検証を行い、より精度の高い成果物を完成することができる.
16週 成績確認 内容の理解度を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3後2,後3,後4,後5
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3後2,後3,後4,後5
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3後2,後3,後4,後5
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後2,後3,後4,後5
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3後2,後3,後4,後5
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3後2,後3,後4,後5
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3後2,後3,後4,後5
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後2,後3,後4,後5
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3後2,後3,後4,後5
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3後2,後3,後4,後5
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3後2,後3,後4,後5
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3後2,後3,後4,後5
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3後2,後3,後4,後5
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3後2,後3,後4,後5
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3後2,後3,後4,後5
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3後2,後3,後4,後5
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3後2,後3,後4,後5
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3後2,後3,後4,後5
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3後2,後3,後4,後5
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3後2,後3,後4,後5
工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史知的財産の獲得などで必要な新規アイデアを生み出す技法などについて説明できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3後2,後3,後4,後5
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3後2,後3,後4,後5
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3後2,後3,後4,後5
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3後2,後3,後4,後5
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3後2,後3,後4,後5
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3後2,後3,後4,後5
他者の意見を聞き合意形成することができる。3前7,前8,前9,前10
合意形成のために会話を成立させることができる。3前7,前8,前9,前10
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3前7,前8,前9,前10
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3前7,前8,前9,前10
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3前7,前8,前9,前10
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3前7,前8,前9,前10
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3前7,前8,前9,前10
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3前7,前8,前9,前10
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3前7,前8,前9,前10
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前7,前8,前9,前10
複数の情報を整理・構造化できる。3前7,前8,前9,前10
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3前7,前8,前9,前10
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3前8,前9,前10,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。3前8,前9,前10,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。3前8,前9,前10,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。3前8,前9,前10,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
事実をもとに論理や考察を展開できる。3前8,前9,前10,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。3前8,前9,前10,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性目標の実現に向けて計画ができる。3前7,前8,前9,前10
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前7,前8,前9,前10
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前7,前8,前9,前10
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前7,前8,前9,前10
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前7,前8,前9,前10
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前7,前8,前9,前10
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前7,前8,前9,前10

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合08000200100
基礎的能力08000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000