人文科学Ⅳ

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 人文科学Ⅳ
科目番号 1148 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子システム工学科(2019年度以降入学者) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 森 あかね

到達目標

① 言語表現(音声や映像表現も含む)の学習を通して、日本語による表現技法を身につける。         
②グループワークを通して、問題解決能力・討論力の向上を目指す 。
③情報の収集・分析を行ない、適切な手段を用いて効果的に他者に伝える力を養成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自分の思考を言語化して、適切かつ効果的に表現することができる。自分の思考を言語化して、表現することができる。自分の思考を言語化して、表現することができない。
評価項目2グループでの問題解決のため、自身の役割を果たし、作品づくりに大いに貢献できる。グループで問題解決のため、自身の役割を果たし、作品づくりに参加できる。グループで問題を設定し、自身の役割を果たすことができない。
評価項目3情報を分析し、他者に対してわかりやすく伝えることができる。情報を分析し、他者に対して伝えることができる。情報を分析し、他者に対して伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
グループでの作品づくりの演習を交えて、文学作品や日本語表現に関する講義を実施する。文字表現、口頭表現、映像表現それぞれの違いや効果を学び、効果的に情報を伝えるための方法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義および演習を行う。演習はグループでの作品づくりを基本とし、適宜ディスカッションや発表の時間を設定する。 授業時には作業に必要なPCやタブレット等の持参が望ましい。
この科目は学修単位科目のため、事前学習として資料調査、事後学習として内容に関するレポートを課する。
注意点:
この講義は、グループワーク・ディスカッション等の演習に重きを置き、参加姿勢・作品完成度を重視している。口頭発表や作品制作の機会が多いため、他の受講生とコミュニケーションを取りながら、積極的に作品制作に取り組むことができる学生のみ受講すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス・グループ学習について・表現の基礎 学習内容及び到達目標を理解し、取り組む課題を設定できる。B1-3
2週 日本における文学・表現の歴史①・調査 自分の意見を論理的に説明し、また異なる意見を受容しながら、討論することができる。B1-3
3週 日本における文学・表現の歴史②・調査 日本文化に触れて人間と文化を考える。A1:3, A3:1-2
4週 日本における文学・表現の歴史③・プレゼンテーション演習 様々な文学作品の中で問題点は何かを考える。C1ー4
5週 映画の歴史・立案 映画の歴史に触れ、人間と文化について考える。A1:3, A3:1-2 
6週 映像作品づくり演習①・企画書づくり グループで議論しながら目標達成のための計画を立て,文章化することができる。B1-3
7週 映像作品づくり演習②・コンペティション グループの計画を他のグループに共有し、意見を反映させることができる。B1-3
8週 映像作品づくり演習③・脚本づくり グループの一員として役割を担い、調査、分析、検証を行い、作品を制作することができる。B1-3
4thQ
9週 映像作品づくり演習④・撮影 グループの一員として役割を担い、調査、分析、検証を行い、作品を制作することができる。B1-3
10週 映像作品づくり演習⑤・撮影 グループの一員として役割を担い、調査、分析、検証を行い、作品を制作することができる。B1-3
11週 映像作品づくり演習⑥・編集 グループの一員として役割を担い、調査、分析、検証を行い、作品を制作することができる。B1-3
12週 広告の歴史・広告の制作演習①・調査 広告の歴史に触れて人間と文化を考える。A1:3, A3:1-2
13週 広告の歴史・広告の制作演習②・制作 グループの一員として役割を担い、調査、分析、検証を行い、作品を制作することができる。B1-3、C1ー3
14週 発表準備 グループ作品を効果的に説明することができる。また、他者の作品を適切に評価することができる。B1-3、C1ー3
15週 作品の発表・審査 グループ作品を効果的に説明することができる。また、他者の作品を適切に評価することができる。B1-3、C1ー3
16週 授業の振り返り これまでの内容を理解し、説明ができる。B1-3、C1ー3

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合060010300100
基礎的能力060010300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000