実践英語

科目基礎情報

学校 香川高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 実践英語
科目番号 7001 科目区分 教養 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 創造工学専攻(電気情報工学コース)(2024年度以降入学者) 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 1 英語の基本構造(配布プリント)
2 COCET2600—理工系学生のための必修英単語 2600
3 毎日のリスニング
4 TOEIC® L&Rテスト精選模試【総合】(提出課題)
担当教員 森下 二郎

到達目標

英語の基本構造、理系英単語、発音・リスニング、Information and Communications Technology (ICT)の学習を通じて専門分野における英語での基礎的な情報収集、プレゼンテーション、論文作成ができるようになる。
TOEIC® L&Rの課題を通じてTOEIC® L&RでCommon Europe Framework of Reference (CEFR)のB1に相当する600点以上取得することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1(英語力)CEFR B2レベル(TOEIC780~)に到達。また理系英単語の理解度も非常に高くCOCET2600の単語を90~100%覚えている。CEFR B1レベル(TOEIC600~)に到達。また理系英単語の理解度も高くCOCET2600の単語を60~89%覚えている。CEFRB1レベルに到達していない。また理系英語の理解度も低くCOCET2600の単語を60%未満覚えている。
評価項目2(自立学習能力)ICTを十分に活用し授業外で毎日英語と触れ合う。定期試験を受験する。ICTを活用し授業外で定期的に英語と触れ合うICTを活用せず授業外で全く英語と触れ合わない
評価項目3(課題)課題を完全な形で提出課題を一部不完全な形で提出課題を不完全な形で提出もしくは未提出

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
高等専門学校の専攻科学生のニーズに沿い、4つの柱を中心に授業を展開する。
1 英語の基本構造を網羅的に理解し英語学習の基盤を確かなものにする
2 COCET2600を通じて理系の文献を読解することができる
3 ICTの理解を通じて英語での情報収集を行うことができる
4 TOEIC®の課題学習を通じてTOEICで600点以上の点数を取ることができる
加えて発音、リスニングの決まりなど、英語音声の細かい部分も学習していく。
授業の進め方・方法:
英語の基本構造、単語テスト、英語音声、その他という4部構成である。授業の進度により学生が持参した英語の書物を読む自由読書(Free Voluntary Reading, FVR)の時間をとる。
『TOEIC® L&Rテスト精選模試【総合】』は提出課題であり、前期授業最終日に全て答え合わせしたものを提出。(この授業は学修単位のため学外での勉強を課す必要がある)
注意点:
期末レポートを持って期末試験とする。自分で選んだ洋書(専門書、ビジネス書、小説など)1冊を読みそれの書評を500 words程度で書いてもらう。詳しい内容や評価方法は別途指示する。
3回目の授業から単語テストを実施するので、各自授業外でテストの備えをしておくこと。
評価項目2(自立学習能力)は主に、各自が授業外で「英語で読んだ、観た、聴いた」を記録するReading Recordの提出を持って評価する。詳細は授業にて説明する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション;ICT1回目(Evernote, Flipboard, Inoreader) 実践英語に取り組む準備ができる。ICTを活用し英語で情報が収集できる
2週 英語の基本構造1回目(総覧);発音1回目(子音);FVR 英語の基本構造を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
3週 英語の基本構造2回目(品詞と英文の要素);COCET単語テスト1回目(1ー100);発音2回目(母音);FVR 品詞と英文の要素を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
4週 英語の基本構造3回目(動詞の文型 Part 1, 第1、2、3文型,);COCET単語テスト2回目(101ー200);リスニング1回目(音変化決まり、強弱、短縮);FVR 英語の第1文型、第2文型、第3文型を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
5週 英語の基本構造4回目(動詞の文型 Part 2, 第4、5文型、受動態);COCET単語テスト3回目(201ー300);リスニング2回目(英語の特徴的な音、消える音);FVR 英語の第4文型、第5文型、受動態を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
6週 英語の基本構造5回目(前置詞);COCET単語テスト4回目(301ー400);リスニング3回目(数字);FVR 前置詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
7週 英語の基本構造6回目(基本動詞・句動詞);COCET単語テスト5回目(401ー500);リスニング4回目(句動詞のレッスン);FVR 基本動詞・句動詞を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
8週 英語の基本構造7回目(準動詞(動名詞、不定詞));COCET単語テスト6回目(501ー600);リスニング5回目(リスニングトレーニング Unit 1–5);FVR 準動詞(動名詞、不定詞)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
2ndQ
9週 英語の基本構造8回目(分詞);COCET単語テスト7回目(601ー700);リスニング6回目(リスニングトレーニング Unit 6–10);FVR 準動詞(分詞)を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
10週 英語の基本構造9回目(名詞句・節);COCET単語テスト8回目(701ー800);リスニング7回目(リスニングトレーニング Unit 11–15);FVR 名詞句・節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
11週 英語の基本構造10回目(名詞句・節);COCET単語テスト9回目(801ー900);リスニング8回目(リスニングトレーニング Unit 16–20);FVR 名詞句・節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
12週 英語の基本構造11回目(形容詞句・節);COCET単語テスト10回目(901ー1000);ICT2回目(Podcast);FVR 形容詞句・節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
13週 英語の基本構造12回目(形容詞句・節);COCET単語テスト11回目(1001ー1100);ICT3回目(YouTube);FVR 形容詞句・節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
14週 英語の基本構造13回目(副詞句・節);COCET単語テスト12回目(1101ー1200);ICT4回目(Stand-Up Comedy) 副詞句・節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
15週 英語の基本構造14回目(副詞句・節);COCET単語テスト13回目(1201ー1300);期末レポート準備・作成 副詞句・節を理解し、それを含んだ英文を読解・産出することができる。
期末レポートの内容を理解し、取り組むことができる
16週 期末試験(レポート作成による) レポート提出により前期の到達度を確認する

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート単語テスト自立学習能力課題合計
総合評価割合40153015100
評価項目1(英語力)40150055
評価項目2(自立学習能力)0030030
評価項目3(課題)0001515