到達目標
(1) エネルギーの変換,貯蔵,輸送について説明できる
(2) 6種類のエネルギーについて,各要素の工学的計算ができる
(3) 次世代型の各種発電方式(熱電,燃料電池,太陽光)について説明できる
(4) エネルギーの評価指標について理解し,エネルギーペイバックタイムの試算ができる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
エネルギーの変換,貯蔵,輸送について説明できる | エネルギーの変換,貯蔵,輸送について卓越して説明できる | エネルギーの変換,貯蔵,輸送について説明できる | エネルギーの変換,貯蔵,輸送について説明できない |
6種類のエネルギーについて,各要素の工学的計算ができる | 6種類のエネルギーについて,各要素の工学的計算が卓越してできる | 6種類のエネルギーについて,各要素の工学的計算ができる | 6種類のエネルギーについて,各要素の工学的計算ができない |
次世代型の各種発電方式(熱電,燃料電池,太陽光)について説明できる | 次世代型の各種発電方式(熱電,燃料電池,太陽光)について卓越して説明できる | 次世代型の各種発電方式(熱電,燃料電池,太陽光)について説明できる | 次世代型の各種発電方式(熱電,燃料電池,太陽光)について説明できない |
エネルギーの評価指標について理解し,エネルギーペイバックタイムの試算ができる | エネルギーの評価指標について理解し,エネルギーペイバックタイムの試算が卓越してできる | エネルギーの評価指標について理解し,エネルギーペイバックタイムの試算ができる | エネルギーの評価指標について理解し,エネルギーペイバックタイムの試算ができない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機械技術者として必要なエネルギー工学に関して幅広く学習する.
この科目は企業でエネルギー機器の設計・開発を担当していた教員が、その経験を活かし、エネルギー機器の基礎理論,開発手法等について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
各項目に対応する教科書および参考書を用いた講義を中心とし,各種工学的計算手法を習得させる.また理解促進のため,適宜演習およびレポートを実施する.
学習項目(1)~(6)について試験期毎に定期試験(70%),レポート(30%)により評価する。二回の試験期の得点を平均し,合格判定水準を満たしているか判断する。
注意点:
・ 力学,熱工学,流体工学,半導体工学基礎等で学んだ基礎事項については各自復習してから授業に臨むこと
・ 本科目は学修単位の科目であるため,受講にあたっては講義時間に加え2倍量の自学自習(レポート作成)を要求する
・出版事情により教科書が入手できない場合,代替書籍を指定する場合がある
・学生の英語力向上のため,授業および試験に英語を取り入れる場合がある
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス エネルギー工学概論(1) 単位系の復習 |
・各種工学系単位を変換することができる ・エネルギーの変換,貯蔵,輸送を説明できる
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2週 |
エネルギー工学概論(2) エネルギー変換マップ |
・各種工学系単位を変換することができる ・エネルギーの変換,貯蔵,輸送を説明できる
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3週 |
6種類のエネルギー(1) 力学エネルギー |
・6種のエネルギー形態を説明できる ・6種類のエネルギーの工学的計算ができる
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4週 |
6種類のエネルギー(2) 熱エネルギー |
・6種のエネルギー形態を説明できる ・6種類のエネルギーの工学的計算ができる
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5週 |
6種類のエネルギー(3) 化学エネルギー |
・6種のエネルギー形態を説明できる ・6種類のエネルギーの工学的計算ができる
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6週 |
6種類のエネルギー(4) 電磁,光エネルギー |
・6種のエネルギー形態を説明できる ・6種類のエネルギーの工学的計算ができる
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7週 |
6種類のエネルギー(5) 核エネルギー |
・6種のエネルギー形態を説明できる ・6種類のエネルギーの工学的計算ができる
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
試験答案の返却および解説 次世代型発電方式1 熱電発電の原理(1) |
・熱電発電の原理が説明できる ・熱電発電における工学的計算ができる
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10週 |
次世代型発電方式1 熱電発電の原理(2) |
・熱電発電の原理が説明できる ・熱電発電における工学的計算ができる
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11週 |
次世代型発電方式1 熱電発電の原理(3) |
・熱電発電の原理が説明できる ・熱電発電における工学的計算ができる
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12週 |
次世代型発電方式1 熱電発電の原理(4) |
・熱電発電の原理が説明できる ・熱電発電における工学的計算ができる
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13週 |
次世代型発電方式2 次世代型発電方式3 |
・燃料電池の原理が説明できる ・太陽光発電の原理が説明できる
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14週 |
エネルギーの評価指標(1) 評価指標 |
・エネルギーの評価指標について説明できる ・LCA評価法による各種の試算ができる
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15週 |
エネルギーの評価指標(2) ライフサイクルアセスメント(LCA) |
・エネルギーの評価指標について説明できる ・LCA評価法による各種の試算ができる
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16週 |
前期期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 35 | 15 | 50 |
専門的能力 | 35 | 15 | 50 |