歴史1

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 歴史1
科目番号 101230 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 詳説 世界史(山川出版社)
担当教員 鴨頭 俊宏

到達目標

1、世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを理解し説明できる。
2、世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について多角的に考察できる。
3、歴史を記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などから幅広く検討・説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の各地域・国・民族の歴史や文化の成り立ち・特徴・違いを比較しそれをまとめて文章で説明できる。世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し文章または口頭で説明できる。世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを表現できない。
評価項目2世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係とその変化について多角的に考察し、論理的に筋道だてて文章表現できる。世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解し、その概要を文章または口頭で述べることができる。世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解・説明ができない。
評価項目3歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などが持つ性格や内容を分析・洞察し、相互に駆使しながら総合的に再構成して文章で表現できる。歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などのいずれかから分析し口頭で説明できる。歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料いずれからも説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
世界的視野にたって、文明の出現から近現代にいたる世界各地の国々・地域や民族の由来を学ぶとともに、世界の諸地域の文化的枠組みがどのように形成されどう変化してきたのかを理解し、歴史的思考力を培う。
授業の進め方・方法:
講義形式
注意点:
一年生の地理の学習を思い出しながら、世界の各時代の文明圏の特徴や主要なできごとを広い視野から考察することが大切です。

本科目の区分

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 歴史学ガイダンス 古代オリエント世界(1) 歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などのいずれかから分析し説明できる。
2週 古代オリエント世界(2) 歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などのいずれかから分析し説明できる。
3週 古代ギリシア世界(1) 歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などのいずれかから分析し説明できる。
4週 古代ギリシア世界(2) 世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し説明できる。
5週 古代ローマ世界(1) 歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などのいずれかから分析し説明できる。
6週 古代ローマ世界(2) 世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し文章または説明できる。
7週 中間試験
8週 試験返却 インドの古代文明(1) 歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などのいずれかから分析し口頭で説明できる。
2ndQ
9週 インドの古代文明(2) 世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し説明できる。
10週 中国の古典文明 歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などのいずれかから分析し口頭で説明できる。
11週 東アジア文化圏の形成(1) 歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などのいずれかから分析し口頭で説明できる。
12週 東アジア文化圏の形成(2) 世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し説明できる。
13週 イスラーム世界(1) 歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などのいずれかから分析し口頭で説明できる。
14週 イスラーム世界(2) 世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し説明できる。.
15週 期末試験
16週 試験返却  ヨーロッパ世界(1) 世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し説明できる。
後期
3rdQ
1週 ヨーロッパ世界(2) 世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解し、その概要を述べることができる。
2週 ヨーロッパ世界(3) 世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解し、その概要を述べることができる。
3週 中国史(1) 世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解し、その概要を述べることができる。
4週 中国史(2) 世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解し、その概要を述べることができる。
5週 トルコ・イラン世界 世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し説明できる。
6週 ヨーロッパ世界の拡大(1) 世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し説明できる。
7週 中間試験
8週 試験返却  ヨーロッパ世界の拡大(2) 世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解し、その概要を述べることができる。
4thQ
9週 ヨーロッパ世界の拡大(3) 世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解し、その概要を述べることができる。
10週 近世ヨーロッパ世界(1) 世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し説明できる。
11週 近世ヨーロッパ世界(2) 世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解し、その概要を文章または口頭で述べることができる。
12週 ヨーロッパの産業革命 世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し説明できる。
13週 アメリカ独立革命とフランス革命 世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し説明できる。
14週 ナポレオン戦争からウイーン体制 世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解し、その概要を述べることができる。
15週 学年末試験
16週 試験返却 今年度の総括

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。3
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。3
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3前2
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3前2
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。3前2
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。3
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。3

評価割合

試験提出物・発表・態度相互評価ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000