歴史2

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 歴史2
科目番号 101240 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 詳説 日本史(山川出版社)
担当教員 佐伯 徳哉

到達目標

1、日本史の全体過程を時代ごとの特徴と変化の中でとらえ説明できる。
2.日本史が世界との関わりの中で動いてきたことを論理的に説明できる。
3、歴史を文献史学のみでなく考古学や民俗学の成果と関連させながら説明できる。
4、日本史の主要な事象について自らレポートにまとめる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本史の全体過程を、時代ごとの特徴・変化のありかたから文章で説明できる日本史の全体過程を、時代ごとの特徴から文章で説明できる日本史の時代ごとの特徴も変化もとらえることができない。
評価項目2日本史が世界との関わりの中で動いてきたことを、東アジア文明内と文明間の関係変化を視野に入れて前近代から〉近代まで通して文章で表現できる。日本史が世界との関わりの中で動いてきたことを個別事象をもとに文章で説明できる。日本史が世界との関わりの中で動いてきたことが説明できない。
評価項目3歴史を文献史学を軸に考古学・民俗学の成果と相互に関連させながら文章で説明できる。歴史を文献史学・考古学・民俗学の成果から羅列的に説明できる。歴史を文献史学・考古学・民俗学の成果から説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本史の動きを古代から近代までの時間経過に沿って概観するとともに、主要な歴史事象について、その因果関係について考察することにより、総合的な歴史思考力を培う。
授業の進め方・方法:
講義形式、
注意点:
日本史を日本列島内部の孤立・完結した動きとしてとらえるのではなく、東アジア文明内部や文明間の大きな動きの中でとらえる姿勢が必要です。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第二次世界大戦の終了とその結果 2
2週 明治維新から立憲国家へ 1.2
3週 日清・日露戦争からふたつの世界大戦へ 1.2
4週 縄文・弥生時代 1.2.3.4
5週 小国分立から邪馬台国へ 1.2.4
6週 古墳時代とヤマト政権 1.2.4
7週 律令国家への道 1.2
8週 中間試験
2ndQ
9週 律令国家1 1.2
10週 律令国家2 1.2
11週 律令国家の変容 1.2.3
12週 貴族政治と国風文化 1.2
13週 荘園制 1.2
14週 地方政治の展開と武士 1.2
15週 院政 1.2
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 平氏の滅亡からあ鎌倉幕府の成立 1.2
2週 鎌倉時代の政治と文化 1.2
3週 蒙古襲来から鎌倉幕府の滅亡 1.2
4週 南北朝動乱と室町幕府の成立 1.2
5週 室町幕府の政治と庶民の台頭 1.2
6週 対外関係と室町文化 1.2.4
7週 戦国大名 1.2.3
8週 中間試験
4thQ
9週 東アジア海域と戦国日本 1.2.3
10週 織田信長の統一事業 1,2
11週 豊臣秀吉の統一事業と桃山文化 1.2.3
12週 幕藩体制の成立 1.2
13週 幕藩体制の展開 1.2
14週 江戸時代の文化 1.2.4
15週 幕藩体制の崩壊 1.2
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。3
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3
地歴・公民今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。3

評価割合

試験発表・態度相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000