到達目標
1.今まで気づかなかったことをできるだけ発見し、自分の感性を大切にして表現できるようになることを目標とする
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 今まで気づかなかったことを発見でき、さらに自分の感性を大切にして表現できる。 | 今まで気づかなかったことを発見できる。 | 今まで気づかなかったことを発見できない。 |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
「つくることは見つけること」この言葉はピカソの有名な一言である。美術の基本は、自分に関わる対象物に対して関心を持ち、どのように追求するかである。見慣れたものでも意外に気づいていないことや知らないことがたくさんある。この授業では「描く」「つくる」「イメージする」「鑑賞する」といった行為を通して、もう一度、色々なものを観察し直して、自由に表現することを目標とする。
授業の進め方・方法:
教員の自作プリントやプロジェクターを使ったプレゼンテーションで行う。
注意点:
遅刻、欠席した場合、課題提出が遅れる場合は、必ず理由を明確にすること。授業態度が悪い場合は評価を減点する。作品制作は真面目に取り組むこと。キット、材料費として500円を徴収する。
本科目の区分
Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目(同時開講科目)」である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
美術の授業概要説明後に色彩学の基本的な内容をレクチャーする。 「あなたと私が見ている色は同じ色に見えているかな?」「人間の目の構造とスペクトル」「光の反射と吸収による色の見え方」「色による人間への影響」等、色について考えてみる。 ※教員が準備するプレゼンで授業する。学生はノートと筆記具持参。
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1
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2週 |
鉛筆表現 「鉛筆で何が描ける」自分の手を鉛筆で描き、見慣れている自分の手を今までとは違う視点で観察して新たな発見を楽しむ。 ※学生はHB、B、2Bの鉛筆、消しゴムを用意。
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1
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3週 |
第2週と同じ。特に光と影の関係や輪郭線は実は見えない(存在しない)ことを知る。 |
1
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4週 |
第2、3週と同じ。鉛筆表現の課題に取り組んだことで得られた新しい発見や感想を作品の裏面に200字程度で書き、課題を完成させる。 |
1
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5週 |
「点描でリアルな自画像表現を楽しむ!」 自分の顔を見つめて見えない未来の自分を考えてみる。細字の水性サインペン(ロットリング)を使って小さな点の集積による点描表現に取り組む。点描表現は陰影を細かく表現できることからリアルな自画像(白黒写真のような自画像)を制作することができる。細かい作業の中にも新しい発見が沢山あると思う。 ※学生はこの授業までに自分の顔をスマホで撮影してA5判の大きさにプリントアウトしておくこと。 |
1
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6週 |
第5週と同じ。印刷した顔写真をトレースして、A5の大きさのケント紙に移す。陰影をよく見ながら点描制作する。 |
1
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7週 |
第5、6週と同じ。細かい点を数多く打つって、白黒のリアルな(写真のような)自画像を制作する。 |
1
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8週 |
第5、6、7週と同じ。課題に取り組んだことで得られた新しい発見や感想を作品の裏面に200字程度で書き、課題を完成させる。
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1
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2ndQ |
9週 |
「切り絵で四季を表現」 授業の初めに切り絵の動画を20分ほど視聴する。テーマの春夏秋冬を感じさせるイラストを制作する。 |
1
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10週 |
第9週と同じ。制作したイラストを切り取るところと繋がるところを考えて、切り抜いたところとつながっているところがバラバラにならないように製図する。黒の画用紙にトレースして切り抜く。 |
1
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11週 |
第10週と同じ |
1
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12週 |
第10、11週と同じ。台紙に彩色し、切り抜いた黒画用紙を貼って完成。台紙の裏面に課題に取り組んだことで得られた新しい発見や感想を200字程度で書き、課題を完成させる。 |
1
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13週 |
「鑑賞:印象主義から現代を知る。」(前編) 「浮世絵版画」が西欧の美術に与えた影響とは何だろうか。その影響から印象主義が生まれたって本当?ゴッホが日本にあこがれたのは本当? ゴーギャンはタヒチ島で人権運動をしたのを知っているだろうか?モネの「日の出」の作品が印象主義を生み出したのを知っているだろうか?「芸術はパンではない。葡萄酒のようなものだ」と言ったジャン・パウルの言葉は何を意味しているのだろうか?絵や言葉をとおして芸術を考えてみる。プロジェクターを用いて作品を鑑賞し、その美術家が生きた時代背景を理解し、その美術家が表現しようとしたメッセージを分析する。 ※教員のプレゼンテーションで行う。 |
1
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14週 |
第13週と同じ(中編) キュビズムのピカソ、フォービズムのマチスから何を学び取るのか?
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1
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15週 |
第13、14週と同じ。(後編) バンクシーのストリートアートから未来の現代美術を考える。 |
1
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16週 |
第13,14、15週と同じ。(総括編) 「芸術はパンではない。葡萄酒のようなものだ」といったドイツの詩人ジャン・パウルの言葉から芸術とは本来何なのか。私たちの生活や人生にどのように係るものなのかを考える。 |
1
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |