| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ミラー指数を用いて結晶面を表記でき、面間隔を求めることができる | 14種類の分類を理解し、配位数・密度・充填率を求めることができる | 7種の基本構造の違いが理解できない |
評価項目2 | すべり変形・へき開変形・回復・再結晶違いを転位の動きで説明できる | 理論せん断応力を求めることができる | 転位について理解できない |
評価項目3 | 材料を強くする8種の方法を理解し、説明できる | 機械的性質8種類を説明できる | 強さの違いが理解できない |
評価項目4 | 寸法効果・高温強度・疲労強度を高める方法を理解し、説明できる | 機械的性質の試験法および非破壊検査法を理解し、説明できる | 非破壊検査法のメリット等が理解できない |
評価項目5 | 固溶体・金属化合物の2相状態や3成分系の状態図を読み取ることができる | 塑性と温度により組織が異なることを理解し、線図より読み取ることができる | 指定の組成・温度における組織名やその重量割合を求めることができない |
評価項目6 | TTT線図から最適焼入れ条件(冷却速度など)を求めることができる | 焼入れ・焼戻し・焼なまし・焼ならし・溶体化処理について理解し、説明できる | 熱処理による組織の違いが理解できない |
評価項目7 | 非鉄合金の特性から適性用途を理解し、選ぶことができる | Al,Cu,Mg,Ti,Ni,Zr,Wなど軽合金・重金属の特性を理解し、説明できる | JIS記号から材料の特性を便覧から求めることができない |
評価項目8 | 機能性材料を用いた傾斜材料やアクチュエーターとしての利用方法を理解し、説明できる | 形状記憶合金・水素吸蔵合金・超塑性材などの特性を理解し、説明できる | 材料の特性を活かした利用方法を理解できない |