CAD製図

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 CAD製図
科目番号 110307 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:4 後期:2
教科書/教材 3次元CAD製図 新居浜高専技術室
担当教員 谷脇 充浩,宮内 朗

到達目標

1.CADシステムの役割と構成を説明できる.
2.CADソフトの基本機能を理解し,モデリングやアセンブリができる.
3.部品図・組立図を理解しモデリングから2次元図面を作成できる.
4.CADソフトを使って基礎的なモデル解析,機構解析ができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1CADシステムの役割と構成を説明できる.CADシステムの役割を知っている.CADが何かわからない.
評価項目2CADソフトを用いて,品物のモデリングとアセンブリができる.簡単な形状のモデリングとアセンブリができる.CADが使えない.
評価項目3モデリングから2次元図面にし,断面図や省略記号などを使って自由に編集できる.モデリングから2次元図面にすることができ,寸法など追記できる.2次元図面にできない.
評価項目4結合方法やモータの設定などを理解し,自由に編集することで,モデル解析,機構解析ができる.基礎的なモデル解析,機構解析ができる.モデル解析,機構解析ができない.

学科の到達目標項目との関係

専門知識 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
前期はCADソフトの基本的な使い方を習得するとともに、簡単な部品のモデリング・アセンブリを行う。
後期はCADソフトを用いて,複雑な品物のモデリング・アセンブリととに、2次元図面作成や機構解析を行う。
授業の進め方・方法:
演習室を利用し,1人1台ずつ割り当てられたパソコンを用いて行う。
3DCADソフト”Creo”を用いて、教科書の例題・問題を行いながら基礎操作を習得する。
注意点:
1,2年生の機械製図1および機械製図2で学んだ立体の2次元投影法の製図の基礎力をもとにして,コンピュータによる製図を行う.自分で長期の計画を立て,提出期限に遅れないよう自己管理(計画を立て、遂行)し,授業に取り組んでください.

本科目の区分

Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
本科目は履修要覧(p.9)に記載する「①必修科目」である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、3次元CADの総説(各フィーチャーについての基本概念,3次元でのモデリングとはなど) 1
2週 基本操作1(簡単な部品の作成)および機械製図基礎 2
3週 基本操作1(簡単な部品の作成)および機械製図基礎 2
4週 基本操作2(いろいろな形の部品(モデリング)の作成)および製図基礎 2
5週 基本操作2(いろいろな形の部品(モデリング)の作成)および製図基礎 2
6週 基本操作2(いろいろな形の部品(モデリング)の作成)および製図基礎 2
7週 基本操作3(アセンブリ)および製図基礎
2
8週 基本操作3(アセンブリ)および製図基礎 2
2ndQ
9週 CAD課題1および製図基礎 2
10週 CAD課題1および製図基礎 2
11週 CAD課題1および製図基礎 2
12週 CAD課題2および製図基礎 2
13週 CAD課題2および製図基礎 2
14週 CAD課題2および製図基礎 2
15週 CAD課題2および製図基礎 2
16週 試験
後期
3rdQ
1週 CAD課題3 2
2週 CAD課題3 2
3週 CAD課題3 2
4週 CAD課題3 2
5週 CAD課題4 2
6週 CAD課題4 2
7週 CAD課題4 2
8週 CAD課題4 2
4thQ
9週 2次元図面の作成・検図・修正 3
10週 2次元図面の作成・検図・修正 3
11週 2次元図面の作成・検図・修正 3
12週 2次元図面の作成・検図・修正 3
13週 3次元CADにおけるメカニズム機能(回転,モーター設定など) 4
14週 3次元CADにおけるメカニズム機能(回転,モーター設定など) 4
15週 3次元CADにおけるメカニズム機能(回転,モーター設定など) 4
16週 試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図線の種類と用途を説明できる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。4後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。4後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12
部品のスケッチ図を書くことができる。4後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。4前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後13,後14,後15

評価割合

試験図面合計
総合評価割合5050100
基礎的能力000
専門的能力5050100
分野横断的能力000