到達目標
1. プログラミングに触れ、その初歩的な概念と仕組みを理解できる。
2. 制御構造の概念を理解し、条件分岐・反復処理を記述できる。
3. フローチャートを描くことができる。
4. 与えられた課題に対して、それを解決するためのプログラムを記述できる。
5. 自らアプリケーションを設計し、それを形にするプログラムを記述できる。
6. 製作したアプリケーションを発表し伝えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 複雑なプログラムを記述できる。 | 簡単なプログラムを記述できる。 | 簡単なプログラムを記述できない。 |
評価項目2 | 複雑な条件分岐・反復処理を記述できる。 | 簡単な条件分岐・反復処理を記述できる。 | 条件分岐・反復処理を記述できない。 |
評価項目3 | 複雑なプログラムのフローチャートを描くことができる。 | 簡単なプログラムのフローチャートを描くことができる。 | フローチャートを描くことができない。 |
評価項目4 | 与えられた課題に対して、それを解決できる複数種のプログラムを記述できる。 | 与えられた課題に対して、それを解決するためのプログラムを記述できる。 | 与えられた課題に対して、それを解決するためのプログラムを記述できない。 |
評価項目5 | 自ら複雑なアプリケーションを設計し、それを形にするプログラムを記述できる。 | 自ら簡単なアプリケーションを設計し、それを形にするプログラムを記述できる。 | 自らアプリケーションを設計し、それを形にするプログラムを記述できない。 |
評価項目6 | 製作したアプリケーションを他人に理解しやすいかたちで発表し伝えることができる。 | 製作したアプリケーションを発表し伝えることができる。 | 製作したアプリケーションを発表し伝えることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ビジュアルプログラミング言語Scratchを用いたプログラミングを通して、アルゴリズムとデータ構造を学び、その後、ビジュアルプログラミングとコードプログラミングを結びつけることで、本格的なプログラミングの礎とする。
授業の進め方・方法:
プロジェクタを利用してプログラムの流れを説明し、実際にプログラムを作成する演習を行う。
注意点:
情報処理2のための基礎となります。
プログラミングは教員の説明を聞くだけでは習得できません。
自身で壁にぶつかりながら、自分で解決していくことで、初めて自分で記述することができます。
自宅でも学習可能な環境を紹介しますので、恐れず自分でトライしてください。
本科目の区分
Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。
本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、Scratchの基本 |
1
|
2週 |
プログラムの流れ、フローチャート |
1
|
3週 |
変数と配列 |
1
|
4週 |
条件分岐、繰り返し |
2
|
5週 |
関数と引数 |
3
|
6週 |
アルゴリズム |
3
|
7週 |
課題プログラムの製作1 |
3
|
8週 |
中間試験:口頭試問 |
4
|
2ndQ |
9週 |
課題プログラムの製作2 |
4
|
10週 |
オリジナルアプリケーションの製作1 |
5
|
11週 |
オリジナルアプリケーションの製作2 |
5
|
12週 |
オリジナルアプリケーションの製作3 |
5
|
13週 |
プレゼン資料作成 |
5
|
14週 |
成果物の発表 |
|
15週 |
期末試験:口頭試問 |
|
16週 |
ビジュアルプログラミングとコードプログラミング |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 情報処理 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 3 | |
定数と変数を説明できる。 | 3 | |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 3 | |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 3 | |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 3 | |
条件判断プログラムを作成できる。 | 3 | |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 3 | |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 3 | |
評価割合
| 口頭試問 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 40 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |