アシスティブテクノロジー基礎

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 アシスティブテクノロジー基礎
科目番号 110489 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 基礎 福祉工学(手嶋、米本、相川、相良、糠谷)コロナ社
担当教員 吉川 貴士

到達目標

・工学の力が生産だけでなく、人の生活において重要な役割を果たしていることを理解し説明できること
・人間の特性(人間工学)を知り、今後の開発等に適応できることを説明できること
・モノの形状や作業環境によって人体に及ぼす影響が異なることを理解し、説明できること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1工学の力が人の生活において重要な役割を果たしていることを説明できる工学の力が人の生活において重要な役割を果たしていることを理解できる工学の力が人の生活において重要な役割を果たしていることを理解できていない
評価項目2人間の特性(人間工学)を知り、今後の開発等に適応できることを説明できる人間の特性(人間工学)を理解できる人間の特性(人間工学)を知り、今後の開発等に適応できることを理解できない
評価項目3モノの形状や作業環境によって人体に及ぼす影響が異なることを説明できるモノの形状や作業環境によって人体に及ぼす影響が異なることを理解できるモノの形状や作業環境によって人体に及ぼす影響が異なることを理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
福祉技術の役割と課題を理解し、それぞれの専門知識が福祉現場(障がい・高齢者)における実際の活用について学ぶ。
特に、当事者と会話し、特性に対する不便などの課題を理解し、アクティブラーニングによる他分野の知識の収得を図る。
授業の進め方・方法:
授業は講義とグループ討論を並行して進め、テストとレポート課題を課し、理解の程度を確認する。
注意点:
議論の中で、広い視野を慣用することができるので、積極的に議論に参加すること

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 福祉技術を取り巻く課題 1
2週 福祉技術を取り巻く課題
運動機能に関連する技術
1,2
3週 運動・移動機能に関連する技術 2,3
4週 移動機能に関連する技術 1,2,3
5週 開発途上国における装具の課題 2,3
6週 感覚機能に関する技術 2,3
7週 感覚機能に関する技術(コミュニケーション、学習支援) 2,3
8週 高齢者福祉施設に関する技術 2,3
2ndQ
9週 生活環境に関する技術(食環境) 2,3
10週 生活環境に関する技術(住環境) 2,3
11週 ヒューマン・インターフェースに関する技術 1,2
12週 バリアフリーを実現する技術(3つのバリア・今日用品) 1,2,3
13週 エコロジカル・デザイン(ユーザビリティ、エルゴデザイン) 1,3
14週
職場環境に関する技術(生理的・心理的適応)
2,3
15週 試験
16週 まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ小テスト合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力0000000
専門的能力90000010100
分野横断的能力0000000