国語4

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 国語4
科目番号 101140 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 新現代文学名作選(監修 中島国彦 明治書院)/日本語表現法
担当教員 野田 善弘,辻本 恭子

到達目標

1.文学作品に触れ、豊かな感性を育む。
2.文学作品を通して視野を広げる。
3.論理的な文章表現ができる。
4.筋道を立てて、自分の考えを発表することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文学作品の内容を理解でき、主体的に鑑賞して感受性を豊かにできる。文学作品の内容を理解できる。文学作品の内容を理解できない。
評価項目2文学作品が生み出された背景を理解でき、その時代や作者像について発展的な理解ができる。文学作品が生み出された背景を理解できる。文学作品が生み出された背景が理解できない。
評価項目3日本語表現の基本的作法を理解でき、さらに論理的で説得力のある文章を作成できる。日本語表現の基本的作法を理解できる。日本語表現の基本的作法を理解できない。
評価項目4自らの考えを適切かつ説得力ある表現で発表できる。自らの考えを発表できる。自らの考えを発表できない。

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる
コミュニケーション能力 (E) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
国語4では3年次までに触れることのできなかった幅広い文学作品を学ぶ。文学作品に触れ、豊かな人間性を育み、感性を磨き、視野を広げる。また、論理的な文章表現力や口頭発表能力を培う。
授業の進め方・方法:
授業では、教科書に加えて配布プリントを使って、作家の肖像を講義し、文学作品を深く理解する。また、文章作成の作法や言葉の使い方、敬語法など日本語表現を学び、社会人としてのたしなみを身につける。
注意点:
教科書の内容には事前に目を通してほしい。また、課題等は主体的に取り組み、必ず提出して平常点を満たしてもらいたい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 現代文学について 1,2
2週 明治文学 1,2
3週 明治文学 1,2
4週 日本語表現(基礎知識) 3
5週 大正文学 1,2
6週 大正文学 1,2
7週 日本語表現(文章作成法) 3
8週 中間試験
4thQ
9週 昭和文学 1,2
10週 昭和文学 1,2
11週 昭和文学 1,2
12週 日本語表現法(プレゼンテーション) 4
13週 昭和文学 1,2
14週 昭和文学 1,2
15週 日本語表現(敬語法) 4
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学国語国語論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、意見を表すことができる。また、論理的な文章の代表的構成法を理解できる。3
代表的な文学作品を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解して味わうとともに、その効果について説明できる。3
文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。3
文学作品について、鑑賞の方法を理解できる。また、代表的な文学作品について、日本文学史における位置を理解し、作品の意義について意見を述べることができる。3
鑑賞にもとづく批評的な文章の執筆や文学的な文章(詩歌、小説など)の創作をとおして、感受性を培うことができる。3
読書習慣の形成をとおして感受性を培い、新たな言葉やものの見方を習得して自らの表現の向上に生かすことができる。3
現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字、熟語の構成、ことわざ、慣用句、同音同訓異義語、単位呼称、対義語と類義語等の基礎的知識についての理解を深め、その特徴を把握できる。また、それらの知識を適切に活用して表現できる。3
情報の収集や発想・選択・構成の方法を理解し、論理構成や口頭によるものを含む表現方法を工夫して、科学技術等に関する自らの意見や考えを効果的に伝えることができる。また、信頼性を重視して情報を分析し、図表等を適切に活用・加工してコミュニケーションに生かすことができる。3
他者の口頭によるものを含む表現について、客観的に評価するとともに建設的に助言し、多角的な理解力、柔軟な発想・思考力の涵養に努めるとともに、自己の表現の向上に資することができる。3
相手の意見を理解して要約し、他者の視点を尊重しつつ、建設的かつ論理的に自らの考えを構築し、合意形成にむけて口頭によるコミュニケーションをとることができる。また、自らのコミュニケーションスキルを改善する方法を習得できる。3
社会で使用される言葉を始め広く日本語を習得し、その意味や用法を理解できる。また、それらを適切に用い、社会的コミュニケーションとして実践できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。3
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。3
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。3
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力80000020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000