| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 多種多様な正しさの特徴を理解し、様々な事象に適切に使用することができる。 | 多種多様な正しさがあることを知り、それぞれの具体例を説明できる。
| ある一つの正しさの基準を満たさないものはすべて正しくないものであると考えている。
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評価項目2 | 無知を知り、哲学的に懐疑することができる。
| 古代から近世にかけての哲学者がどのような問題に取り組んできてのか説明できる。
| 常識を疑う必要はないと考えている。
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評価項目3 | 世界各地の宗教の歴史、教義、生活を学び、信仰を生き方の選択肢として受容することができる。
| 国際情勢の変化における宗教の影響を説明できる。
| 宗教を単に誤った考え方として捉えている。
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評価項目4 | 科学的思考の哲学的成立過程を理解し、科学の適用範囲を適切に定められる。
| 演繹法や帰納法などの科学の手法について説明できる。
| 「科学的である」を「正しい」と同じ意味だと考えている。
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評価項目5 | 様々な国家の政治体制を比較考量した上で、民主主義社会の主権者としての意識を持てる。
| 民主主義や資本主義、社会主義の長所、短所を説明できる。
| 人間の行動原理は欲望のみであり、すべては弱肉強食社会における自己責任だと考えている。
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