歴史1

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 歴史1
科目番号 101230 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 詳説 世界史(山川出版社)
担当教員 鴨頭 俊宏

到達目標

1、世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを理解し説明できる。
2、世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について多角的に考察できる。
3、歴史を記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などから幅広く検討・説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1世界の各地域・国・民族の歴史や文化の成り立ち・特徴・違いを比較しそれをまとめて文章で説明できる。世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを個別的に理解し文章または口頭で説明できる。世界の各地域・国・民族の歴史や文化の特徴やイメージを表現できない。
評価項目2世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係とその変化について多角的に考察し、論理的に筋道だてて文章表現できる。世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解し、その概要を文章または口頭で述べることができる。世界の諸地域の人々の交流とその拡がりから相互の文化的影響や関係について理解・説明ができない。
評価項目3歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などが持つ性格や内容を分析・洞察し、相互に駆使しながら総合的に再構成して文章で表現できる。歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料などのいずれかから分析し口頭で説明できる。歴史のなりたちを記録類などの文献や、考古資料、民俗資料いずれからも説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教養 (D) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
世界的視野にたって、文明の出現から近現代にいたる世界各地の国々・地域や民族の由来を学ぶとともに、世界の諸地域の文化的枠組みがどのように形成されどう変化してきたのかを理解し、歴史的思考力を培う。
授業の進め方・方法:
講義形式
注意点:
一年生の地理の学習を思い出しながら、世界の各時代の文明圏の特徴や主要なできごとを広い視野から考察することが大切です。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業&歴史学ガイダンス 1,2,3
2週 石器時代から文明の時代へ 1,2,3
3週 古代オリエント世界の成立 1,2,3
4週 古代ギリシア世界(1) 1,2,3
5週 古代ギリシア世界(2) 1,2,3
6週 古代ローマ世界(1) 1,2,3
7週 古代ローマ世界(2) 1,2,3
8週 中間試験
2ndQ
9週 インダス文明のおこり 1,2,3
10週 古代インド世界(1) 1,2,3
11週 古代インド世界(2) 1,2,3
12週 中国文明のおこり 1,2,3
13週 中国史に学ぶ(1)-人材登用ー 1,2,3
14週 中国史に学ぶ(2)-土地制度ー 1,2,3
15週 中国史に学ぶ(3)-外交ー 1,2,3
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 中国史に学ぶ(4)-身分制度ー 1,2,3
2週 イスラーム世界のおこり(1) 1,2,3
3週 イスラーム世界のおこり(2) 1,2,3
4週 世界のなかのイスラーム文明 1,2,3
5週 中世ヨーロッパの世界 1,2,3
6週 ヨーロッパ世界の近代化 1,2,3
7週 「世界の三大発明」(1) 1,2,3
8週 後期中間試験
4thQ
9週 大航海時代の到来 1,2,3
10週 大航海時代後のヨーロッパ 1,2,3
11週 大航海時代後のアジア世界 1,2,3
12週 ヨーロッパの産業革命(1) 1,2,3
13週 ヨーロッパの産業革命(2) 1,2,3
14週 産業革命と社会問題 1,2,3
15週 主権国家体制の成立 1,2,3
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地歴産業活動(農牧業、水産業、鉱工業、商業・サービス業等)などの人間活動の歴史的発展過程または現在の地域的特性、産業などの発展が社会に及ぼした影響について理解できる。3
人間活動と自然環境との関わりや、産業の発展が自然環境に及ぼした影響について、地理的または歴史的観観点から理解できる。3
日本を含む世界の様々な生活文化、民族・宗教などの文化的諸事象について、歴史的または地理的観点から理解できる。3
国家間や国家内で見られる、いわゆる民族問題など、文化的相違に起因する諸問題について、地理的または歴史的観点から理解できる。3
文化の多様性を認識し、互いの文化を尊重することの大切さを理解できる。3
地歴・公民現代科学の考え方や科学技術の特質、科学技術が社会や自然環境に与える影響について理解できる。3
社会や自然環境に調和し、人類にとって必要な科学技術のあり方についての様々な考え方について理解できる。3
今日の国際的な政治・経済の仕組みや、国家間の結びつきの現状とそのさまざまな背景について理解できる。3
国際平和・国際協力の推進、地球的諸課題の解決に向けた現在までの取り組みついて理解できる。3
工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解世界の歴史、交通・通信の発達から生じる地域間の経済、文化、政治、社会問題を理解し、技術者として、それぞれの国や地域の持続的発展を視野においた、経済的、社会的、環境的な進歩に貢献する資質を持ち、将来技術者の役割、責任と行動について考えることができる。3

評価割合

試験提出物・発表・態度相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000