概要:
SDGsの理念は「だれ一人取り残されない」ことであり、達成のための具体策については必ずしも「答え」が示されていません。そのため、我々一人ひとりが社会の中の様々な問題に「気づき、考え、行動する」ことが求められます。
明確な答えのない問題を他者と協力しながら取り組むことで、「問題解決能力」や「コミュニケーション能力」を伸ばし、人と人とのつながりの中でしなやかに生き抜く人材を育てることを目指します。
授業の進め方・方法:
まず、本科目と一般教養科目を学ぶ意義について考えます。また、外部講師を招きメンタルヘルスのスキルを学びながら、コミュニケーション能力の向上を図ります。
そして、少人数のグループで、SDGsを題材に世界と日本とのつながりについて「調べ、話し合い、発表する」という学生参加型の授業を行います。
評価は、授業のふりかえりシートなどの提出物と小テスト、プレゼンテーションなどの成果物で行います。
注意点:
「グローバルマインド」を身に付けるためには、まず自己と他者の違いを認めることが必要です。次に、自分と異なる意見に耳を傾けることで、より客観的な広い視野で物事を捉えることができます。そして、自分の意見を相手にしっかり伝える必要があります。
Webシラバスと本校履修要覧の科目区分では表記が異なるので注意すること。本科目は履修要覧(p.9)に記載する「④選択科目」である。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | コミュニケーションスキル | コミュニケーションスキル | 他者の考えや主張を理解するために、相手を尊重し配慮する態度をとることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前9,前10,前11,前14 |
目的に応じた適切な方法で自分の考えや主張を伝えることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前9,前10,前11,前14 |
多様な他者との間で良好な人間関係を形成するための行動ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前9,前10,前11,前14 |
チームワークとリーダーシップ | チームワークとリーダーシップ | チーム活動において意見の相違や対立を踏まえて合意形成に向けて行動できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前12,前13,前14,前16 |
チームの協働関係の形成、維持、向上を促すための行動ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前12,前13,前14,前16 |
チーム活動の目標共有を図り、目標達成に向けた行動を実践し、また、チームの協働を促進するための行動ができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前12,前13,前14,前16 |
情報収集・活用・発信力 | 情報収集・活用・発信力 | ディジタルツールを含む種々の手段や各種メディアを活用し、情報を収集できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前16 |
信頼性・妥当性・有効性などを考慮しながら情報を検証・評価できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前16 |
自己及び他者の権利に配慮し、適切な方法を用いて情報を活用し、効果的に情報発信できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前16 |
思考力 | 思考力 | 複合的な事象や出来事を分析できる。 | 3 | 前2,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11 |
情報や主張を批判的に検証できる。 | 3 | 前2,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11 |
情報や主張を説得的に提示するための方法を考えることができる。 | 3 | 前2,前4,前5,前6,前8,前9,前10,前11 |
課題発見力・問題解決力 | 課題発見力・問題解決力 | 直面している事象や出来事を分析して、対応すべき問題を特定できる。 | 3 | 前2,前4,前5,前6,前8,前12,前13,前16 |
現状を分析した上で、実現すべき理想との乖離(ギャップ)の中に含まれる課題を把握できる。 | 3 | 前2,前4,前5,前6,前8,前12,前13,前16 |
問題の解決、理想の実現のために達成すべき目標を設定し、また、具体的な行動案を検討できる。 | 3 | 前2,前4,前5,前6,前8,前12,前13,前16 |