1. 音波に関わる現象を理解し、説明や計算ができる
2. 光波に関わる現象を理解し、説明や計算ができる
3. 基本的な物理量を微分・積分を用いて理解し、計算ができる
4. 微分方程式としての運動方程式を立て、解の計算ができる
5. 回転運動に関わる物理量を理解し、計算できる
概要:
応用物理1では、音波、および、光波について学んだ後、質点の力学について微分・積分、ベクトルなどを用いてより深く学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義形式で授業を行う。前期は2年生で学んだ波動の応用として音波と光波をあつかう。後期は微分と積分を用いた力学を学ぶ。
注意点:
単位を修得せず進級した場合、評点が40点未満であれば単位追認試験を受けることができない。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。 | 3 | |
物体の変位、速度、加速度を微分・積分を用いて相互に計算することができる。 | 3 | |
簡単な運動について微分方程式の形で運動方程式を立て、初期値問題として解くことができる。 | 3 | |
万有引力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | |
角運動量を求めることができる。 | 3 | |
角運動量保存則について具体的な例を挙げて説明できる。 | 3 | |
波動 | 弦の長さと弦を伝わる波の速さから、弦の固有振動数を求めることができる。 | 3 | |
気柱の長さと音速から、開管、閉管の固有振動数を求めることができる(開口端補正は考えない)。 | 3 | |
共振、共鳴現象について具体例を挙げることができる。 | 3 | |
一直線上の運動において、ドップラー効果による音の振動数変化を求めることができる。 | 3 | |
自然光と偏光の違いについて説明できる。 | 3 | |
光の反射角、屈折角に関する計算ができる。 | 3 | |
波長の違いによる分散現象によってスペクトルが生じることを説明できる。 | 3 | |
物理実験 | 物理実験 | 光に関する分野に関する実験に基づき、代表的な物理現象を説明できる。 | 3 | |