プログラミング2

科目基礎情報

学校 新居浜工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 プログラミング2
科目番号 121304 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 やさしいC 高橋麻奈著(ソフトバンククリエイティブ株式会社)
担当教員 塩貝 一樹

到達目標

関数の使い方と書き方を理解し利用できること
ポインタについて理解しプログラム中で使えること
文字列の扱い方を理解し利用できること
構造体について理解しプログラム中で使えること
ファイルの読み書き方法を理解できること
C言語でいろいろなプログラムが作成できること

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
関数の使い方と書き方を理解し利用できること 関数を適切に利用しプログラムを作ることができる与えられたプログラム内の関数の引数や戻り値が利用できる関数の概念や構造化プログラミングの概念が理解できない
ポインタについて理解しプログラム中で使えること ポインタについて理解しプログラム中で使えることポインタの利用方法を理解し、ポインタを使ったプログラムの動作が理解できるポインタの概念が理解できない
文字列の扱い方を理解し利用できること 文字列の扱い方を理解し利用できること2次元(多次元)文字型配列を用いたプログラムをよみ、その動作が理解できるC言語における文字・文字列の概念が理解できない
構造体について理解しプログラム中で使えること構造体について理解しプログラム中で使える構造体を利用したプログラムを読み解き、メンバー内のデータが利用できる構造体の型や構造体の宣言方法を理解する
ファイルの読み書き方法を理解できること 必要に応じてファイル入力・ファイル出力を行なうプログラムが作成できるファイル入出力に関する簡単なプログラムが読めるファイル入出力に関する命令の利用方法を理解できない
C言語でいろいろなプログラムが作成できること エラー処理や動作確認を行なうことで所望のプログラムを完成させる処理の流れからプログラムの作成を行なうことができる作成するプログラムの計算の流れを考えられない

学科の到達目標項目との関係

工学基礎知識 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
プログラミング1につづき、関数、ポインタ、構造体などの表現方法や、ファイル操作を元とした入出力について学びます.
授業の進め方・方法:
座学による理解と、プログラム製作による確認をセットで行なっていく。
注意点:
「プログラミング1」から続く授業となります。
関数・ポインタ・構造体ともに、より複雑なプログラムを作成するには欠かせない要素となるので、概念や考え方、実際の使い方を十分理解できるようにがんばってください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 入出力と制御構文1 6
2週 配列変数と制御構文2 6
3週 簡単な関数とアルゴリズム 1,6
4週 関数の製作 1,6
5週 関数のプロトタイプ宣言 1,6
6週 関数を使ったプログラミング1 1,6
7週 関数を使ったプログラミング2 1,6
8週 中間試験
2ndQ
9週 ポインタ1 1,2
10週 ポインタ2 1,2
11週 ポインタと配列変数 1,2
12週 ポインタと関数1 1,2,6
13週 ポインタと関数2 1,2,6
14週 課題プログラムの作成1 1,2,6
15週 期末試験
16週
後期
3rdQ
1週 さまざまな変数と演算子 1,2,3,6
2週 文字型変数 1,2,3,6
3週 文字列と文字型配列変数1 1,2,3,6
4週 文字列と文字型配列変数2 1,2,3,6
5週 文字列と文字型配列変数3 1,2,3,6
6週 課題プログラムの製作2 1,2,3,6
7週 課題プログラムの製作3 1,2,3,6
8週 中間試験
4thQ
9週 ファイル入出力1 1,2,3,5,6
10週 ファイル入出力2 1,2,3,5,6
11週 構造体 1,2,4
12週 構造体と関数 1,2,4
13週 課題プログラムの製作4 1,2,3,4,5,6
14週 課題プログラムの製作5 1,2,3,4,5,6
15週 期末試験
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。4
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。4
分野別の工学実験・実習能力情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】要求仕様に従って標準的な手法によりプログラムを設計し、適切な実行結果を得ることができる。4

評価割合

試験発表相互評価態度演習課題その他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000